悩める大人へ

インセル非モテ論~モテない弱者男性を煽る文化の危険と終焉

「インセル」とは日本では聞きなれないワードであるが、世界ではすでにLGBT以上に刺激してはいけないタブーな存在として位置付けられているらしい。

主にアメリカの若い非モテ白人男性を想定したものだが、最近の日本でも「弱者男性」というワードがまさにソレと重なる意味合いを持っており、弱者男性がインセル化することの危惧を知らずに煽る未熟な文化に対して警鐘を鳴らす時期はとうに過ぎている。

インセルとは何か

ひとことで言えば「負け組非モテ男子」なわけだが、ただモテない恋愛弱者というだけならば人畜無害な陰キャ程度の認識として映るのだが、彼等の心の中でその劣等感が増幅してそれがいつしか暴発すれば、いつテロが起こっても不思議ではないわけで、だから安易に弱者男性を刺激してはならないという啓発が世界では常識になりつつある中で、日本は年々弱者男性を煽る風潮がエスカレートしており、特にメディアはインセルについての最低限の知識を持っておくべきなのだが、恋愛格差を煽る一方なのである。

インセルの実態と暗黙のタブー

大多数の若い男子はモテたいし性欲を持て余してもいる。

インセルも基本的にはノーマルな性的嗜好を持ち合わせており、純粋に異性と交際できる恋愛市場への参入を望んでいるが、そこで弾かれてしまう恋愛弱者というだけだ。

それでも仕事で成果を上げたり体を鍛えたり性格を変えたりして、前向きな努力ができればなんの問題もないわけだが、諦めて社会全体の構造を憎むようになり、女性を敵視するように拗れてしまった人をインセルと呼ぶ。(ネット上で多くみられますね)

だがそこでインセル化した弱者男性に追い打ちをかけるようにして「情けない」だとか「だからモテないんだ」とか更に叩くのが現代日本の空気であるのだが、銃社会のアメリカではインセルの怒りが爆発して銃乱射事件に発展するという事例がいくつもあるため、非モテ男子をバカにしたり弱者男性を刺激するようなエンタメショーでの演出等は控えようという流れにもなっている。

非モテ→インセル化→弱者男性という蔑視のレッテル

モテない弱者男性は刺激せずに放っておけというのが海外の見解であるのに対し、我が国日本では必要以上に追い打ちをかけて笑い者にするというきらいが見受けられる。

根底にいじめ文化が根付いてるからとも言えるもので、他者と比較して優劣をハッキリさせて安心したいという願望が病的なまでに心の中に浸水しているからだろう。

学生時代の非モテから成人してインセル化する男性は年々増加傾向にあり、近年恋愛市場が廃れておひとり様時代が到来してることからも、惨めな思いをしてまで女性にすがりたくないと恋愛至上主義的な思想から撤退する若者が増えた結果、現在二十歳の男性の二人に一人は異性との交際経験ゼロというリアルが浮き彫りとなっている。

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弱者男性は罪なのか

非モテの独身男性というだけなら罪であるはずがない。

しかしインセル化した弱者男性というのはやはり性的強者側の女性からは恐怖の対象でもあり、関わりたくないという本音から「キモイ」という言葉で排除しようとすることで、余計に対立を生むのである。

インセル化した弱者男性は女性に対して憎悪を募らせているので、ネット上ではその思想の片鱗を容易に窺い知ることができる。

ネット上で煽り合う程度なら血も出ないしキャットファイト以下なので放置もできるが、ごく少数極めて稀に過激な無敵の人が行動を起こす可能性もなくはないので、誰も得しない戦争の火種は早めに刈り取るべきだろう。

弱者男性同士慰め合っとけと言い放ったフェミニストが更なる対立を煽って炎上中だが、もはやどっちもどっちで犬も喰わないというか、平和ボケの極みとも言える。

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モテない男性が健全に生きる道

では非モテ男子はどうすればいいか。

女性に受け入れられることを諦めておひとり様を貫く意思を固めた方が楽とも言えるが、年齢を重ねて拗らせるとインセル化してしまう懸念もあるため、少なくとも30代の間は性欲に翻弄されながらも愛や恋に足掻いてみるべきではないのか。

モテる・魅せる・スベ美肌へ「エピナイザーゼロ」

手当たり次第にナンパする

先日「水曜日のダウンタウン」という低俗なテレビ番組で陰キャ芸人が「知り合い女性百人に告白しまくれば彼女ができる!?」という検証を行って、ひどい企画だと炎上していたが(個人的には面白かったけど)、確かにこれを全国ネットで見せ物(ショー)にするのはどうかと思うが、実際に非モテ男子が街で片っ端から女性に声掛けしていったら可能性は充分にあるだろう。

私も非モテ陰キャでしたけど20代の時ストリートナンパしまくってたら彼女出来ましたから。

路上ナンパで彼女を作る!出会いはストリートにあり!どうやったら彼女ってできるのだろう? 陰キャにとって恋人の作り方は未知の領域であり、ひたすらハードルが高いものです。 普通は...

二次元に走る

オタクと言えばアニメですよね。

二次元キャラに恋していれば面倒がないし傷つかずにも済みます。

二次元は裏切りませんし、年もとりません。

現実逃避でも誰にも迷惑かけずに幸せなら全然良いじゃありませんか。

いったいいつになったら人型アンドロイドができるのでしょう。

アンドロイドが解禁されれば非モテの悩みはかなり緩和されるはずです。

私個人としてもヒューマノイドと暮らす未来だけが夢であり希望です。

社会的に成功して高収入を得る

これが一番健全というか、正しい努力の在り方でしょう。

ようするに社会的強者になってお金持ちになれば女だって寄ってくるというものですから。

でも一度拗らせてしまった男性というのは、これでモテても納得しないんですね。

キャバクラに行って高い金払ってホステスと喋って満たされますか?って話です。

ただ女性に対するコンプレックスは解消しないまでも、同性間での競争に勝てれば男性からのマウントに苦しめられることがなくなるので、インセル化に歯止めがかけられます。

結局は男の敵も男であり、女性から拒絶されること以上に、同じ男性から侮蔑されることの方が屈辱的なんですね。

男性社会は競争社会であり、学生時代は腕力であり、大人になれば収入によってランク付けされるので、単に物欲を満たすためだけに働くのが女性なのに対して、男性が一生働き続ける理由というのは金を稼がなきゃ男というアイコン(アイデンティ)を失ってしまうと思い込んでるからなんですね。

一生フリーターで就職しない正社員にならないで生きていく覚悟結論から言いますが、一生フリーターで生きていくことは全然可能です。 もはやそのような生き方も多様性の中のひとつとして受け入れられて...

インセルを生まないために

女性にモテなくていつしか女性を敵視して憎悪するという構造はきわめて歪です。

インセルも元来は普通の男性なのであり、負け続けた結果拗らせてしまったにすぎず、恋人(異性の理解者)さえできれば悩みは9割解決するのです。

だったら恋人を作ればいいだけなのですが、非モテにとってそれは容易なことではないと思いがちで、傷つきたくなくて行動できないという沼にハマってしまいがちです。

モテたい男は努力しろ!外見から内面までイメチェンする覚悟を!異性からちっともモテなくてへそを曲げているそこのあなた! 油断しきった間抜けヅラで液晶画面を見てるそこのあなたですよ! あ・...

そんな臆病な弱者を嘲笑するようないじめ社会にも問題があるわけで、とりわけ女性の容姿や年齢を揶揄れば途端にハラスメント案件として叫ばれる中で、弱者男性に対するソレは無法化しているため、年々エスカレートしている印象があります。

インセルを生まないためにも弱者男性に対する非モテハラスメントも社会的に大々的に取り締まっていくべきであり、それはもう近い将来確実に立件されるものと確信します。

 

世界的に見て日本は男女の仲が悪くて外人はまずそこに驚くそうです。

いつまでも幼い日本人は小学生の男子女子の感覚が抜けないのでしょう。

もういい加減にして協力し合わないと、衰退国家まっしぐらですよ?

↑ 主人公が悪の華となりインセルの実態を表現してると話題のサスペンスエンターテイメント近年の傑作「ジョーカー」。

小田急線サラダ油無差別テロ事件の犯人が典型的なインセルだった件

追記です。

8月6日の夜(20時頃)に小田急小田原線の車内で突然牛刀を振り回す男が次々と乗客を切りつけるというテロが発生しました。

これにより一人の20歳の女性が重傷を負い、9人が軽傷とのこと。

犯人の男は「一人も殺すことが出来なくて残念だが、みんなが逃げ惑う姿が見れて満足はしてる」と語った。

容疑者の男の狙いは最初から「リア充系の若い女性」だったようで、男性にチヤホヤされていそうな若い女性が最上級の勝ち組と捉え、彼女らを殺したいという衝動に駆られたのが犯行の動機とのこと。

当日容疑者は万引きで警察に捕まっており、注意した店員の女性を逆恨みして殺意を抱いて店まで引き返したが、すでに店が閉まっていた為にそのまま家には帰らず、モヤモヤを抱えたまま電車内での犯行に及んだという。

牛刀を振り回した後にサラダ油をぶちまけて引火を謀ったが、サラダ油では引火しなかった為、結果的に大惨事は免れた。

この犯人は結局何がしたかったのか。

おそらくは自暴自棄になっており、もうどうなってもいい代わりに最後にテロで自爆する傍らで若い女性らを道連れにしようと企んだのだろう。

もうこのような無敵な人に対してできる対策などあるはずがなく、被害者は運が悪かったとしか言いようがないが、せめて犯人の身内から最大限の慰謝料が払われることを報じることでしか、無差別テロに対する抑止はできないのではないか。

拗らせてしまった男のインセル化した暴走は誰も防げない。

今回の場合は警察が容疑者を万引きで注意した際に家まで送り届けているが、所持品検査でカッターナイフがみつかったのであれば銃刀法違反でその日は家に帰さずに拘留して頭を冷やさせるべきだったが、そんなのは結果論であり、いずれこの男はまた犯行に繰り出すだろうから、一人も殺していないとはいえ無差別テロは死刑という新しい量刑をすぐに法で定めるべきだ。

生きてれば良いことあるって本当か?でもマシにはなるかもよ?落ち込んで死んでしまいたいと嘆く者に対し、精一杯かけてあげられる励ましというか振り絞って出す慰めが「生きてればいいことあるよ」というもの...
まとめ

恋愛格差を煽るのはやめよう

非モテのインセル化を防ごう

男女とも排除せず仲良くしよう(子供か!)

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