これ東京だけかもしれませんが、都民且つ貧民子育て家庭なら活用しない手はないです。
ただ手続きが非常に面倒臭くて、何回か往復してやり取りを重ねなければなりません。
しかしその面倒な手続きを乗り越えた先には、中三の塾代無料(or大幅減額)の恩恵が受けられるというわけです!
公式の手順を見て作業を進めていきましょう。
受験生チャレンジ貸付支援を利用してみた
ずっと気になってたんですよ、この制度。
無料で配布されるローカル新聞の片隅に度々広告されてて。
学校からのチラシでも貰えたりして目にする機会はあるはずですが、大半の人は素通りしてしまうでしょうね。(利用できる資格のある人でも)
貧民ほどこうゆうローカルサービスに日々アンテナ張ってないとダメですよ。
あくまでこちらからアクセス(申請)しないと貰えるものも貰えませんから。
区市町村窓口へ行ってまず相談する
とりあえず第一ステップは自分の町の相談窓口に電話をかけて予約する事です。
新聞やチラシやHPに各地域の場所と電話番号が記載されているはずなので。
年収や預貯金など自分に恩恵を受ける資格があるかをまずセルフチェックしてからですが。
どうせ厳しい条件なんでしょと思われがちですが、敷居はそれほど高くはなくて、ひとり親じゃなくても普通の4人家族でも6人家族でも貧乏の自覚があるなら受けられます!
数値でざっくり言うなら家族の総収入(年収)が500万以下(3人家族やひとり親でひとりっ子なら400万以下)で、預貯金総額が600万未満であることが条件となります。本当にざっくりですけど。
そこで色々と丁寧に説明を受けるのですが、役所手続きが色々面倒すぎる事だけは理解できたので、いったん持ち帰って考えた結果「無理に利用しなくて(通塾しなくて)いいかな」と思い、断念するのでした。めんどくさいという理由で(気合が足りない!)w
中三の夏から通塾を決める
詳しい経緯はこちらで↓
塾に通う事にしたので、改めて市区町村の相談窓口に連絡して、所定の手続きを一から踏む覚悟を決めました。
面倒な手続きをひとつずつクリアしていく
あなたの家は貧乏ですねというお墨付きがもらえたら、申請の準備に入ります。
もらった借入申込書を記入して相談窓口に提出します。
そこで審査を受けて2週~3週間後に審査通知が送られて、審査に通れば借用書が同時に渡されます。
今度は借用書に記入して、役所で住民票や印鑑証明なども取得して、自分の口座の残高なども記入して、銀行口座番号のコピーをとって、再度相談窓口へそれを持って足を運びます。
更に2~3週間後にようやく晴れて自分の口座にお金が一括で振り込まれます。
この作業は年明けの1月下旬まで受け付けてるので焦らなくてもいいのですが、私は通塾を始めてすぐに夏の間に済ませました。
私立校の受験料も負担してもらえる
塾代だけでなくて私立の受験料も別途頂ける支援事業なので貰わない手はないです。
しかし私立の受験校の正式決定は12月ですので、受験票の印刷が必須となるので申し込みは年明けになります。
そうなるとまた住民票や印鑑登録の提出が必要になるので(3ヶ月で有効期限が切れる為)、それらを一括で済ましたいなら塾代の申請もこの時に一緒にする形でもいいと思われます。
個人的には二度手間であっても塾代は早めに確保しないと安心できませんがw
高校に入れば返済免除
この制度の良い所はなんといっても返済免除の条件が「高校入学」という敷居の低さでしょう。
これは必ずしも当初予定していた第一志望でなくてもよくて、どこでもいいから高校にさえ最終的に入ってればいいよということなので、99%返済免除という過去データも納得というわけです。
そして忘れそうになりますけどちゃんと高校に入学したらばその高校の生徒手帳のコピーやら証明をとってきちんと窓口に報告提出をしなければいけません。
これをしてようやく晴れて免除が確定するというわけです。
お疲れ様、ありがとう。
受験生チャレンジ貸付支援を活用した感想
確かに手続きは面倒くさいですけど、それは仕方ないことです、大金を借り入れてしかも返済免除なんですから。
結果的に当然ですが活用して良かったです。
こんな有難い話はなかなかありませんよ。
貧乏で良かった!
都民で良かった!
高三になったらまた活用したい
これ受験生チャレンジ支援なので、当然大学受験時にも再度利用できるんです!
ただ進学校は学校で受験対策してくれるみたいなんで、高三で通塾するのか判りませんが、また夏からちょこっとだけ活用してもいいかなと思ってます。だってタダなんだし。
やっぱり東京っていいですね。
