子を持つ親へ

ゆたぼんの不登校宣言は正しいのに許容されないのは何故か

ゆたぼんについては当然賛否両論なわけですが、思った以上に否が多い印象を受けます。

こんなもの水掛け論なんで絶対に論争してもどちらかが諭されるなんてことはないのだから、ましてや本人に対して苦言を呈するのは嫌がらせに他ならないからアンチは自粛すべきだ。

まず私は完全にゆたぼんの主張に概ね賛同するし、そもそも彼や彼の親をネット民が非難する意味がわからない。

ゆたぼんの親戚とかが口出しするのなら解るが、全然関係ない赤の他人が「学校は行っておかないと後で後悔するよ」とか新鮮味ゼロの腐った助言をしたところで、ゆたぼんはそんなのリアルで何百回と聞かされてるだろうからうんざりするだけだろうしね。

ほっときゃいいのよ。スルースキルが足りなさすぎるよ。

ゆたぼんを許容できずに苦言を呈したくなる人々

ゆたぼんにリアルで何かされたわけでもないのに、親の仇の如く不快感を露わにして感情的になって叩いてる人が結構いることに驚きます。

彼等はゆたぼんを認めてしまうと自分らが子供時代に押さえつけられて学校に行くのが当たり前だとして思考力を剥ぎ取られてロボットの如く通った経験が全て否定されてしまうような気がするから、ゆたぼんの主張を容認することができないのでしょう。

赤の他人でしかもまだ小学生の子供に対して苦言を書き込まずにおれないのは、自分が無条件に信じてきた常識が揺らぐことを恐れているからだ。

そしてゆたぼんが煽りながら言うように嫉妬の感情も無意識下にはあるだろう。

学校に行かずに好きなことして自由に思想を発信して収益を得て成功しちゃってるゆたぼんが、いつしか許せなくなってしまっているのでしょう。

アンチの根底にあるのはいじめの気質

ゆたぼんが学校へ行くことで何故彼等の溜飲は下がるのか。

小中学校に行かなくてもいいという価値観を何故そこまで嫌うのか。

とにかく目につく異質なものを叩きのめして降伏させたいといういじめ気質が根底にある気がしてならない。

ゆたぼんを叩いてる人たちというのは異質な者を見て「そうゆう人もいるよな」とスルー出来ない根っからのいじめっ子気質だということです。

そしてゆたぼん否定派が7~8割を占めているということは、つまり世の中の実に75%(四人のうち三人)はいじめっ子側の傍観者であるということを指し示しているのです!

異質な者を見て「ほっときゃいいじゃん」とスルー出来る者が約20%、無邪気に寄り添えたり味方になる者というのは5%くらいの割合なのだろうという統計が、ゆたぼん論争を通じて読み取れてしまうのです。

学校に行かないと人生が詰んでしまうのか?

さて否定派の方々の真っ当そうに語る意見の大筋は、「学校に行かなかったら大人になった時に苦労するよ」という紀元前から語られてるような手あかのついたつまらない大人が口にする一般論です。

まず本人が大人になってもしそのように感じたら、その時から勉強を始めて受験したっていいわけだし、ストレートじゃなきゃ大学には入れないとでも勘違いしてるんでしょうか?

つい最近将棋の藤井棋士も高校中退を決断して周囲がざわめきましたが、天才棋士に対して「高校くらい出といた方が‥」とか思ってしまう一般人の多いこと多いこと。

なんの取柄もないモブの一般人なら学校くらい行っとくべきなのかもしれませんが、藤井棋士もゆたぼんも言ってみれば超変人の特殊タイプなのだから、一般基準の型に嵌めて考えることがそもそも筋違いなのです!

そしてそれくらいのことはいくらモブでも理解するべきだと思います。

ゆたや藤井に「学校行け」って言うのは失礼というものです。

学校に行かなくても漢字も読めるし計算もできるだろ

あともっと低俗な意見としましては、「学校に行かないと漢字も読めなかったり買い物時に計算も出来なかったり社会常識が身に付かなかったりしてして苦労するはず」というものです。

そんなわけあるか!

知的障碍者でもない限り、例え全く学校に登校しなかったとしても、テレビや漫画で文字は覚えるだろうし、日常で使う算数レベルの計算くらいはちゃちゃっとドリルをやるだけで習得できてしまうものでしょうから、その心配は不要かと思います。

因みに日大を卒業した爆笑問題の太田光氏は日常で使う算数レベルの計算が出来ないらしいけど普通に生きてます。

人との付き合いや距離感、社会常識なども、学校で学ばずとも引きこもりじゃないのであれば他者との関りで充分身に付きます。

むしろ学校での同級生間でのヒエラルキーやらひとつふたつ先輩後輩というだけで理不尽な上下関係が発生するという歪な部活ルールなら学ぶだけ悪影響というものです。

学校なんかよりもバイトでもした方がよっぽどその辺については短期間で正確に学習できるはずです。

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学校が大好きなDQNは迷惑だから来てくれるな

不良は大抵学校が大好きです。

教師や校則に文句を言いながらも楽しそうに毎日登校してきます。

しかしどうでしょう?

授業を妨害したりいじめをしたりするようなDQNなら、学校に来ない方が良いですよね?

そんな輩に対してもサボらずに学校に登校すべきだって言うのですか?

勉強が嫌いでできない子なら無理にさせずに中学の時点であっても職人の見習いとして修業でもさせた方がよっぽど改心する時期が早まってwin-winじゃないですか?

そんな不良にも「高校を出ろ」と間違った価値観を押し付けてしまうことで、彼等は18歳になるまで無駄にやんちゃを繰り返して他者に迷惑をかけまくって過ごすことになるのです。

勉強が嫌いな子、学習障害の子に無理に勉強を教えることは、非効率で虐待まがいです。

中学校で生活態度の悪い輩は退学通告すべきなのです!

親が子供を洗脳しても子が幸せなら別に良いのです

だんだん話が逸れてまいりましたが、ゆたぼんに関しては子供本人よりも父親の方が炎上してたりもしますが、確かにゆたぼんは未成年なので矛先がプロデュースマネージャーの父親に向かうというのも当然かと思います。

ゆたぼん父がDQN上がりっぽい事から余計に叩かれてる感は否めませんが、例え父が息子に思想を押し付けて価値観を塗り固めたとしても、ゆたぼんがそれで納得して幸せそうに活動しているならば、それでよいと思いますけどね?

どこの親子でもそうですけど、子供が親の価値観に洗脳されてしまうのは仕方ないというか自然なんですよ。

反抗期を経て自立に向かって対立して和解して‥ってのが一般的な親子関係かと思うので、今後もしかしたらゆたぼんが父と衝突することがあるかもしれないし、ないかもしれません。

ただどちらにしてもお父さんは息子の意思を第一に尊重するだろうから、ゆたぼんの自由は親の保護と愛のもとで守られるわけだし、例え何か起きても責任は親が負うのだから、外野がごちゃごちゃ言うのはやっぱりおかしいわけです。

ひろゆきとの応酬

ひろゆき氏とゆたぼんがYouTube上で各々のチャンネル動画で舌戦バトルを繰り広げておりますが、当初はひろゆきの圧勝に見えたはずが、子供の口喧嘩の形相と成り下がってからは場外の視聴者の印象も覆り、論破王を名乗るひろゆき氏がまさかの劣勢に追い込まれております。

ひろゆき氏はあくまでゆたぼん父に対してふっかけてるのに対して、ゆたぼん側は父親は表に出ずに少年が声を発するので、どうしてもひろゆきがオトナゲナイというふうに見えてしまうし、実際いただけないコメントで自爆している印象を受ける。

論点がずれていく中で、結局のところ「お前なんかに言われたくない」というゆたぼんに対してつまらない説教をかます事がナンセンスだと思うし、2ちゃんねるを創設したひろゆき氏がマトモな大人ぶる感じもちょっと違うし、勝てそうな相手を選んで理屈でねじ伏せる自分を見せつけたいだけのようにも映ってしまう。

ホリエモンは「学校なんか無駄」と言ってきただけに、最近仲たがいしたひろゆきとしてはゆたぼんを説き伏せる事でホリエモンの思想に噛みついてるのかもしれない。

なんにしても「お前の父親犯罪者~」を言ってしまった時点でひろゆきの負けでしょう。

ゆたぼんは学校に行きたくない子の光になればいい

ゆたぼんを通して学校に行きたくない子が学校に行かなくてもいいという価値観を獲得できて自殺せずに済んだという例が一件でもあったとするならば、それだけでもう完全にゆたぼんは間違いじゃないという証明になると思います。

ゆたぼんを否定する人たちのせいで、死ぬほど学校に行きたくない子らが学校に行かないことは万死に値するのだと、未熟に絶望してしまうのです。

やはりゆたぼんの主張は大筋で今の社会情勢下では認めるべきかと思います。

「学校に行かないと将来真っ暗だよ」という言葉がどれだけ学校に馴染めない子の心を乱雑に串刺しているのかを、もっと無自覚な大人は知るべきなのです。

学校に行かなくても生きていけるし勉強もできるし希望も持てるコロナ以前に自殺してしまった学生さん達は、もし当時緊急事態宣言が発動してて休校だったら、おそらく自殺なんてしてなかったでしょうし、非日常...

因みに私はゆたぼんの動画は一切視聴していません。

だって見たら負けな気がするからw

まとめ

ゆたぼん否定派はいじめっこ気質持ちだ

学校に行かなくても人生は詰まない

勉強が苦手で嫌いな子は手に職つけろ

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