今もし君が学校でひどいいじめを受けているとして、深刻に悩んでいるとしたら、早急に決断しなければならないことがある。
それは逃げるか、闘うか。
逃げる場合
登校拒否という選択肢
逃げるのは臆病でもダサい事でもなんでもない。賢い手段のひとつだ。
結論から言っていじめに遭ったらまず逃げるのが大正解だ。
逃げるってどうゆうこと?どうすればいいの?
学校に行かないということだ。
その為には親の理解を得なければならない。
これが最初で最大の鬼門であり、これを最初から諦めてしまう者が多い。
親にはできれば言いたくないし、言っても理解してもらえないかもしれない。
勇気を振り絞って訴えたのに「強くなれ!」「我慢して行け」と言われたら最悪だ。
結果が同じなら言わなきゃよかったというような事にもなりかねない。
なのでまずは親が心配して聞いてくる状況をお膳立てする必要がある。
その為には「行きたくないから行かない」という意思表示だけはする必要がある。
さすがに親でも中学生の子の首に縄をつけて学校へ連れてく事などできないのだから。
3日、4日と休めば担任が家庭訪問してくるかもしれないが、ここで負けてはダメ。
「〇〇と△△が居る限り学校へは行けない」と被害を訴えましょう。
いじめられていると言うのが抵抗あるなら重大な被害を受けていると言いましょう。
「自殺も考えている」と大袈裟にハッタリをかましましょう。
そこで初めて鈍感な大人は君の苦しみを理解するのです。
転校するという手段
それでもきっと加害者にやめるよう促すだけで、たいした変化は期待できません。
三学期であればクラス替えに期待は持てますが、そうでなければ転校しないと学校へは通えないから手続きしてくれと親に頼んだ方がいいかもしれません。
転校こそ最善の手段であるのは間違いありません。
環境が変われば君のキャラは「いじめられ被害者」ではなくなります。
またまっさらな状態から出直すことが出来るというのはチャンスも広がります。
よく「いじめられる奴はどこへ行ってもいじめられる」と言われますが、それはもちろん当たってる部分もありますが、本人が意識を変えて再スタートを臨めば環境次第で驚くほどに世界は激変します。
いじめられてる状態からいじめられなくするよりも、まっさらな環境に置き換えていじめられなくする方がスムーズで簡単であるといえます。
転校は簡単ではないと思いがちですが、そんなことはありません。
引っ越さなきゃ転校はできないんじゃないの?なんて小学生の発想です。
役所に事情を説明し、教育委員会と学校にも話を通す必要は生じますが、いじめを受けているというのは充分な理由になりますし、親に頑張ってもらうしかありません。
学校に行ってほしかったら転校手続きを受理させてこいと愚鈍な親に命令しましょう。
それが実行されるまで、君は登校拒否を貫きましょう。
そのかわり自主的に勉強している姿勢を見せる事も大事です。
戦う場合
暴れてオオゴトにしろ!
シンプルに直接当人同士で決着をつけるのであれば力任せに殴り合えばいいのですが、それができるならただのケンカですよね?
おそらく相手は君より腕力も強いか、政治力で仲間を率いているでしょうから、まともにやりあったら負ける確率は高いですが、それでも気概を見せる事にはおおいに意味があります。君自身もスッキリするでしょうし、相手も反撃に遭うリスクをそこで初めて自覚することになります。
でもできればガツンとかましたいですよね?
それならば不意打ちで攻撃しましょう。
卑怯?相手は常日頃からの卑怯者ですよ?こちらも卑怯にいきましょう!
基本的に相手は君をナメてますからいつでも油断した状態ではあるはずですが、一撃喰らわしても反撃にあってボコボコにされるのも嫌なので、周りがすぐに止めてくれる状況が好ましいです。
つまり授業中がいろんな意味でベストです。
授業中ならまず先生が止めに入ります。
相手は座った状態で丸腰なので一撃どころか数発殴る蹴るが可能です。
しかもクラス中がそれを見ているのでクラスの連中は驚くと同時に君の事を少し見直す事でしょう。それと同時に殴られた相手を「ぷっ、あいつダセェw」と嘲笑の的となるオマケつきです。これで一気に瞬時形勢逆転現象が起こります。
しかも授業中のケンカとなれば先生も見過ごせないのでその後呼び出されて事情を聞かれますが、これはこれまでの被害を訴えるチャンスにほかなりません。
親に伝えられたっていいじゃないですか。反撃したんだからカッコもつきます。
結果的に怒られるのは相手側でしょうし、しかもクラスメイトは全容を理解しているので君の味方をしてくれる人もこれを機に名乗り出てくれる可能性もあります。
ただ相手からの復讐は当然考えられますが、そしたらまた授業中にやり返して繰り返しましょう。
次のクラス替えは確実に離れ離れになるでしょうし、君はもういじめられません。
法的手段をにおわす
どうしても体格的にも気持ち的にも暴力で対抗する事は出来ないというのなら、SNSを悪用して陰湿な攻撃を仕掛けるか、相手の親(家庭)を調べ上げて吊るし上げるか、法的手段に訴え出るなど様々な方法があります。
ボイスレコーダーを隠し持っていじめの証拠を確保して弁護士に駆け込み、裁判も辞さない構えを見せるだけでおそらく相手はすぐにひよって何もしなくなるでしょう。
弁護士を利用するというのは親の協力も必要になってくるので上記の手段でいったん逃げるという形にもなりますが、自分が転校するのはシャクだと思うのなら、相手を転校させるつもりで相手の自宅に内容証明を送り付けてやりましょう。
相手の親をビビらせることで、相手の親は愚息に対しあの子とは関わるなと忠告するでしょうから、無視という形でいじめが収束する可能性は高いです。
もちろんすれ違いざまに嫌味を言われたりはあるでしょうが、力を込めて睨んでやりましょう。
いじめられても自殺はするな!
逃げるか闘うか、どちらを選ぶのも君の自由です。
どちらにしても現状を打破する事に繋がるので前向きな行動と言えるでしょう。
少なくとも自殺なんて選択肢に入れてはいけません。
自殺を選択肢に入れてもいいのは大病を患って治る見込みのない高齢者だけです。
若い君には可能性に満ちた未来があります。
バイト先で恋人ができるまで死んじゃダメです。
逃げるなら不登校か転校
闘うなら暴れるか弁護士に相談
自殺以外に対策はいくらでもある!