結論から言いますが、一生フリーターで生きていくことは全然可能です。
もはやそのような生き方も多様性の中のひとつとして受け入れられて然るべきです。
一昔前よりかはずいぶんと社会情勢的な面からそのような生き方にも寛容になりつつあるものの、未だに男がいい年してフリーターとか言うと偏見の目で見下されるというのはあります。
もうそれは仕方がないと割り切れるかどうかだけが、できるかどうかの分岐点となるでしょう。
一生フリーターで非正規で生きていく覚悟はあるか
一生フリーターじゃダメなの?
ダメじゃないです。
ただ外部からの様々な偏見による圧力に自分が耐えられるなら‥です。
人は人、自分は自分と孤高の悟りを開けることが重要となります。
少なくとも世間体や人の目を気にするようでは絶対に無理です。
見下される視線に耐え切れず、マトモに就職した方がマシと根をあげる人が普通です。
レールから外れる普通じゃない生き方を選ぶということは、ある意味で社畜になるよりもいばらの道でもあります。
ですがそれでも企業に就職したくない!という強い意志があるのなら、それはもうあなたの生き方なので、もはや親ですらも強制できないので、文字通り自由にフリーターとして胸を張って生きれば良いのです。
ひとつの企業で何十年も働きたくない!
就職活動では何社も受けては断られて、ようやくこぎつけた最終面接で採用が決まれば、何故か恩義を感じてしまって一生を捧げて会社に骨を埋めようと思ってしまうこと自体が、もはや狂気の沙汰なのです。
就職活動の時点で自分を安売りしすぎだし、自ら奴隷志望とか滑稽にもほどがあります。
それにこの先何十年もひとつの会社で働き続けるのかと考えただけで死にたくなるのも当然です。
転職するにしても結局は同じことです。
片手間のバイト感覚ならばつまらない仕事でも割り切れますが、正社員としてつまらない仕事に全力で打ち込めるか?と問われれば、自分を誤魔化せなければまず無理です。
週5フルタイムでスーツ着て通勤とかありえない!
なんで朝っぱらから満員電車に乗って月~金まで就労せにゃならんのだ?
これじゃ完全に奴隷ではないか。
過半数の社会人がこれを最低限の当然の基準にしてるので、週5フルタイムが苦痛すぎると感じる時点で社会人(サラリーマン)失格であり、どんなにそれ以外のスペックが有能であろうとも働くことはできなくなります。
これでは有能な人材を取りこぼしてしまうので会社にとっても本来損失なのですが、週5フルタイム労働が出来ない時点で社会ではダメ人間と認定されるので、そんな気分障害持ちは会社通勤に適さないので自由業を選択するしかないのです。
社会が正社員雇用を希望する人材を求めるカラクリ
ハローワークが就職氷河期世代の雇用に力を入れる理由
近年のハローワークの氷河期世代雇用バックアップの力の入れようはすさまじいです。
これまでの冷遇っぷりからの掌返しには興醒めです。
今更‥なのですよ、もはや。
一度心を折られてしまった廃人が、20代の頃のようなフレッシュな気持ちに戻って就労に夢を抱くなんてどだい無理ですし、実際くたびれたおっさんになっちまってるわけで、物覚えも悪くなってるし、年下の社員に教えられるのも苦痛だし、色々と無理が生じるものなのです。
だからどんなに社会がこぼれた氷河期世代の負け組を敗者復活戦で汲み上げようとしたところで、砂金が隠れてるはずもなく、全部が錆びついた砂鉄なので使い物にはならないのです。(デキル奴は氷河期だろうが関係なく出世してる)
そして氷河期世代の非正規達も、もはや正社員になって働きたい!という意欲も半減しているので、いくら採用されても望まれるだけの労働力にはならないのです。
働くほど税金を搾取される仕組みではやってられない
社会のシステム上、働けば働くほど、稼げば稼ぐほどに税金を支払わされます。
好きな仕事で大成功してる人や、何千万と稼いでる人ならそれでも痛くはないのですが、中途半端な中流層が一番税金による引き算に苦しめられます。(大多数の普通の人)
つまり下層から中流に這い上がろうとすれば、待っているのは税金地獄なので、むしろ下層のままとどまっていた方が得なんじゃないかと思ってしまうのも自然の理と言えます。
その為上昇志向はなくなり、賢い貧民ほどミニマムな暮らしにシフトしていきます。
そうすると結局社会の思惑ははずれ、結果的に更に中流層の負担が増えていきます。
気付いた中流層から下層への解脱が始まるので、こうして二極化が拡がるというわけです。
そのために政府は下層からの搾取手段としての「消費税」だけは絶対に譲れないのです。
思考停止した常識人の正論圧力に屈するな!
本来一般人同士は同じ穴の狢なわけで敵であるはずがないのですが、上が対立を煽ることで頭の悪い常識人の仮面をつけた善人が、普通ルートから逸脱する洗脳が解けた自由人に対して昔ながらの正論をかざして追い込みをかけてきます。
思考停止した人間の古臭い常識に疑問を持ってしまった思考を続けるマトモな人から、社会の歪なルールという鎖をちぎって新しい生き方を模索します。
それを許さないとする圧力と闘うことは必至となりますが、それでも表向き資本主義の自由社会である以上は最終的には個人の生き方が尊重されます。
様々な嫌がらせのような空気(変人というレッテル)に耐えなければなりませんが、日本は陰湿な島国であるので、人と違う生き方を選んだらそれは仕方ないと覚悟しましょう。
生活保護という税金の恩恵を世間は許さない?
最終的に生活保護を受ける権利は誰にもあるはずなのですが、税金をたくさん払わされてる層からすると「俺らの税金で暮らしやがって‥」と受給者を憎悪します。
しかしこの感情はアイドルが結婚したときにその相手をディスるファン心理と同様で、単なる醜い直情的な嫉妬であり、本来ならそのシステムに苦言を呈すべきであって、受給者を叩くのはまるでお門違いであるのです。
ナマポが羨ましいのであれば自分もナマポの境遇に堕ちればいいのだし、そんなクズにはなりたくない!と言うのであればこれまでどおりに税金を払って普通の人の枠に収まっていればいいだけの話なのです。
実際にこぼれてしまった少数の貧しい国民を税金で守るのは政府の義務でもあり、生保にかかるお金が年々増えてるとはいえ、決して経済を圧迫しているほどではないのです。
それこそ完全に弱者切り捨ての社会になったら治安は守られないし、南米みたいになっていいはずがないので、生活保護という救済システムはあってしかるべきなのです。
だからピンチになったら堂々と生保受給を申請すればいいと思っておくべきなのです。
金がないから自殺するなんてのは情弱の極みです。
就職しないと結婚できない?そんなわけない
共働きの二馬力なら非正規同士でも問題ない
結婚=お金が必要と思いがちですが、今どき派手な披露宴やハネムーンを企てなければ単に二人で生活するだけなのですから極端な話非正規同士でも問題ないはずです。
むしろ二馬力でひとつの家で生活すれば経済的メリット多数で、ひとり暮らし×2よりも生活費は確実にコストを抑えられます。
つまり金のない者ほど結婚してルームシェアすべきなのです。
でも躊躇してしまうのは結局子育て=お金がかかると思い込んでるからでしょう。
子供を育てるのにそんなにお金はかからない
しかしそれは子供を将来私大に通わせるというイメージが先行しているからであり、まず公立の高校を卒業させるまでと考えたらそのハードルは全然低くなるはずです。
そもそも必ずしも子供が大学に進学するとも限りませんし、例え進学するんだとしてもそんなことは子供が中学に入る頃に積み立てたってまだ間に合いますし、結婚前からそんな事を考えて臆病になるなんてナンセンス極まりないでしょう。
でも確かに子供を二人以上作るとなると食費だけでもそれなりに大変にはなってくるでしょうから、収入に自信が持てない方々は子供はひとりだけと決めておくべきかもね。
昭和じゃないんだから子供なんてひとりで充分ですよ。
ひとり産んで育てただけでもう立派な子育て経験者ですよ。
自由でなければ人生じゃない
やりたくないことはやらないという強い意志を持とう
一生フリーター(フリーランス)で生きると決めたなら、やりたくないことはやらないで、自分にできることを自分に合った形態で働くビジョンに沿って行動しましょう。
人間関係で悩む暇があったら、辞める覚悟で言いたいことを言ったっていいし、逃げたっていいのです。
ストレスを抱えて働くのはバカらしいので、どうせ働くならノンストレスな環境を追求すべきだし、それは社畜でなければ実現可能なのです。
マウント合戦からの卒業
もうみみっちいマウント合戦からはおさらばです。
誰かと比較して自分の価値を安く見積もる必要なんてないのです。
誰かを見下して安心するような卑小な人間にならなくていいのです。
唯一無二の自分とだけ向き合って、自分との闘いに勝利すること。
他人がどうであれ関係ないんだから、もう誰かと張り合ったり比べたりなんてせずに、過去の自分を脱皮した未来の自分をイメージして健全に生きましょう!
お金をかけない生き方を追求しよう
最後にフリーで生きるための最大の心掛けとしては浪費はしないということです。
社会人はストレスのはけ口として消費活動をしてしまいますが、ノンストレスなフリーライフスタイルであればそんな事する必要もないので、浪費もせずに済むはずです。
人づきあいも選べるので、無理して見栄を張る必要もなくなります。
見栄と交際を捨ててミニマムに暮らすことを心掛けるべきなのです。
そうすることでゆとりを持った生活が出来、消費せずにゆったりと休む一日を設けながら、コストパフォーマンスの高い日常を維持できるのです。
仕事やお金に振り回されず、自分を大事にする生き方。
それこそが新時代のフリーランスとしての正しい在り方なのです。
生き方は自分で選べ!
仕事やお金を優先する考え方を改めよ!
普通や常識を疑って多数派に迎合するな!