会社で働く正社員というのは基本社内で雇用されている派遣非正規者をバカにしています。
自分は上流階級であいつらは下僕。
正社員と派遣非正規のラインを明確に分ける事で彼等は守られたその地位に、不安定な下々を眺めて毎日ほくそ笑むのです。
以前「ハケンの品格」というドラマがありましたが、あれはエンタメフィクションなので多少誇張した表現をしているとはいえ、基本的にはあのような差別感情が社内ではまかり通っているものです。
品性を欠いた下劣な正社員が上司(課長)だとマジできついです。
正社員は会社の奴隷にすぎないのに
しかし我々は知ってます。
正社員なんてただの会社に飼われた社畜犬だということを。
当然正社員の中でもそれを自覚していて、いつか脱サラする日を念頭に置きながら粛々と過ごしてる者もおります。
ですがそれでも過半数の会社員は「自分は正社員なんだぞ!」という謎の自尊心から無意識にマウントをとってしまいがちです。
非正規派遣者はこれを敏感に察してしまいますし、更にHSP持ちだったりすると吐き気を催すほど嫌な気持ちになるものです。
社畜奴隷に奴隷扱いされてる自分は奴隷以下の犬畜生か?
精神を病んで退職するのも時間の問題と言えるでしょう。
ムカつく課長対策
正社員の中でも特に課長クラスの人間が一番タチ悪いです。
部長以上の上司には普段媚びへつらっている分、下の者にそのストレスを発散するからです。
ただの中間管理職のくせに偉そうにしてるその滑稽さを知らしめるべきでしょう。
なので課長にセクハラやパワハラを受けて嫌だと感じたらすぐに部長や社長に直接クレームを入れてやりましょう。
部長や社長にしたら平社員や準社員、派遣非正規はいつ外様になるかもしれない存在なので、意外と下の者には丁寧に接するものです。
そして部長や社長からしたら課長は恰好のいじり対象なので、下からの課長に対する苦情はいじるネタが出来たと案外悦ぶものなのです。
自分が病む前にその原因となる課長を移動(左遷)させてやればよいのです。
しかしほとんどの気弱な下流労働者にそのようなエネルギーは持ち合わせているはずもないのがやるせない実情でもあります。
派遣非正規は緩く賢く働け!
月収85000円を越えるな!
年収103万円を越えてしまうと所得税が発生してしまうので、少ない時給でボーナスもなく労働する者にとってこれは絶対に意識しなければならないところです。
しかし何も考えずに働いてしまうと大抵月収10万円は気付いたら越えてしまうものなので、慎重にシフトをセーブしなければなりません。
時給にもよりますが、1100円で考えた場合、週3日6時間勤務でもギリギリです。
社会保険のために最低週20時間は働いてほしいと言われたら確実にオーバーします。
国民保険支払額の年収100万と120万の壁
フリーターの場合ほとんどが国保でしょうから、国民健康保険の支払いは免れません。
年収100万未満だと国保の年額は45440円(98万以下だと43500円)ですが、年収100万~120万だと64980円、年収120万~140万だと84480円と、20万稼ぐごとに約2万円ほど国保料金が上乗せされていきます。
これは所得税なんかよりも結構な負担となりますので、所得税の103万の壁よりも実は国保の100万と120万の壁を意識するべきなのです!
なので税金支払いを最低限にとどめたい非課税主義の人は絶対に100万以上稼がないように気をつけなければなりません。
フリーターの正しい働き方
なので派遣非正規社員の場合は働きすぎると損をするので、週3日6時間勤務以下を死守できるかが肝となるのですが、それでは生活できないという人が大半でしょうから、その場合は派遣非正規社員の利点を活かして半年単位を目途に働いて、ひとつの会社では長くても10ヶ月以上は働かないと決めるのも策です。
月収11万で9ヶ月or月収17万で半年働いて離職して、その後は雇用保険で3ヶ月~半年休みながら求職活動を繰り返すというのが器用で賢いフリーターの働き方です。
ただそれも決して精神的には楽ではないので、所得税や雇用保険のマイナス分は諦めて、無理せずに働くというのが精神衛生上ベストかもしれません。
フルタイム労働の派遣社員は奴隷か
ですが健康で働けるからといってフルタイム週5でバリバリ働くというのは派遣非正規社員のフリーターとしては一番バカげた行為となります。
それだけ働ける体力と気力があるのなら絶対に正社員雇用を探すべきです。
フルタイム労働をする気力と体力と時間のない者が派遣非正規としての働き方を仕方なく選ぶのであって、派遣非正規雇用なのに週5フルで働いてる人というのが結構いますけど、本当に申し訳ないけどそれはバカであり奴隷というものです。
でも派遣非正規社員で週5フルで働いてると、その頑張りが認められてその後正社員雇用されるケースというのもわりとあるので、その仕事や会社に馴染めてる場合はその限りでもありません。
ただ基本的には派遣非正規社員の最大のメリットはゆるく働けるという点にあるので、頑張ると損をするので頑張らない働き方を心掛けてる人に向いてます。
会社員に向いてる人の特徴
最後に正社員に向いてる人の特徴を羅列して終えたいと思います。
朝が弱くない
最近ではフレックス制などもありますが、基本的には午前中に出勤するのがサラリーマンの基本です。
なので朝6時とか7時までに起きる生活サイクルに身体が順応できるというのが最低条件となります。
夜型人間や夜中にインドアな趣味がやめられないような人は非常に不向きと言えます。
毎朝決まった時間に起きてスーツ着て出勤する事がすでにストレスだという人は、無理せず違う職種を選びましょう。
人と会って話すのが好き
基本的にどんな仕事でも職場の人間関係はつきもので、コミュ力は非常に重要な要素となります。
雑談力でしょうか。
仕事の話ではなく、どうでもいい他愛無い会話を楽しめるという陽キャであるに越したことはありません。
器用で手抜きの巧いさぼり上手というのも正社員に適した能力です。
不器用でクソ真面目な人間は結果的に壊れてしまうので、職人気質などはダメです。
一番欲しいものはお金
そしてなにより欲望が俗っぽい人が正社員に適してます。
要するに「今何が欲しい?」と聞かれて即「お金!」と答えるような人です。
こうゆう人意外と多いです。
つまり世の中の過半数はリーマン雇用が性に合ってる方々なのです。
基本お金のためと割り切れば大概の嫌なことは耐えられるように我々は育成されてきています。
ただ「お金よりも大事なものがある!」とかこじらせてしまうと、もう真っ当にフルタイム労働をすることはできなくなります。
お金が好きという感情は非常に健全であり、支配者側も安心するのです。
過半数の人間が「お金なんて二の次だ」という価値観を持っていたら、社会はまわりませんからね。
正社員はバカ
派遣社員で働く人もバカ
俺以外みんなバカ