昔のアニソン、特にED曲はエモいのが多いです。
昭和末期の80年代に限定して個人的なランキングを発表したいと思います。
てゆーか順不同で全部同率1位ですw
ロマンティックあげるよ (86)/ドラゴンボール
エモいアニソンEDとして最も広く認知されてる楽曲かと思われます。
橋本潮さんの伸びやかなボーカルが素晴らしいですし、鳥山明氏のコミックイラストが贅沢に散りばめられる映像にときめかされます。
全40代にとってノスタルジーが爆発するんですわ、この曲を聴くと。
あの頃思い描いていた大人になれなかった現在のつまらない自分に対しても、ホントの勇気さえ見せれたら「ロマンティックあげるよ」と言ってくれてるみたいで、泣けてくるんです。
アレアレアラレちゃん (81)/Dr.スランプ
水森亜土さんの声自体がもうエモいですからね!
それに加えてこのしっとりとした上品且つ秀逸なメロに乗せて歌われるメルヘンな世界観、アクセントとして入る「これ内緒☆」や「ほよよー!!」のセリフまわし等、その後のアニソンのフォーマットに影響を与えたと言っても過言ではないでしょう。
亜土ちゃんって元祖アニメ声シンガーですよね。
多才だしもっと再注目されるべき逸材だと思いますけどね、存命中に。
ぼくのミシシッピー (80)/トムソーヤーの冒険
日下まろんさんの原曲やアニメのED動画がなかったので、歌ってみたのもので拝借させていただきましたが、この女の子加護ちゃんみたいで可愛いし歌上手いし最高やんw
こんな感じでものすごく隠れた名曲も若い人に歌い継がれてネットでいつでも聴けるっていう現代の環境って改めて天国ですね!!
個人的にはこの曲は自分の葬式で流したいくらい好きなんですよ。
想い出がいっぱい (83)/みゆき
アニメ「みゆき」は一度も視聴した事はないのですが、この曲が好きなんで。
この曲は80年代を代表する名バラードとして、記録以上に人々の記憶の中に刻まれた歌ですね。
こちらも本家のがなかったのでそっくりさんのものを拝借させていただきましたが全然遜色ないですねw
作曲は鈴木キサブロー氏ですが、この人が作った徳永英明の「輝きながら…」も同じテイストで当時からすごく好きでした。
キュンキュンきます。
あなただけDreaming (85)/魔法のスターマジカルエミ
低音から入るベースラインが王道ポップスで、だんだん高揚していく感じがたまりません!
サビのキラキラ感すら切なさで覆いかぶせてしまうかのようなエモさがクセになります!
この曲大好きなんだけど魔法少女ものという事で、恥ずかしくてあまり公言できないのがツライところです。
「マジカルエミ」自体には思い入れはさほどないのですが、このエンディング曲がとにかく好きすぎて自分でも不思議なくらい愛着のある歌なんです。
大好き♪
ありがとう (83)/キャプテン
リアルタイムで視聴してました。
これ当時でもすでに古い感じでして、70年代のアニソンみたいな重々しさなんですが、でもこの作品の持つ青春の美しさと儚さと哀愁をこれでもかってくらいに込められていて、うるうるきます。
昔のアニメのEDはどことなく寂しげなものが多いんですよね。
だが、それがいい。
LOVE SONG (87)/北斗の拳2
ラオウを倒した後の「北斗の拳」は蛇足だと言われてますが、個人的には「2」も好きです。
意外な人選でトムキャットがOPとEDの両方を担当するんですが、どちらも傑作です。
このエンディングは終始リンがメインで映し出されてるので、まるでリンのテーマのようにも感じられます。
「北斗の拳」のヒロインはユリアと勘違いされてる方が多いと思いますが、それは間違いで絶対にリンちゃんがヒロインなんです!
リンは幼少時から成長するまで一貫して天使のような優しい心と健気な心強さを兼ね備えていて、このバイオレンスな作品の中でひと際異端に咲き誇る小さな花のような存在です。
TOM★CATの音楽は再評価されるべきですね。
ちょっと辛いアイツ (87)/ハイスクール!奇面組
「奇面組」の主題歌はうしろゆびさされ組と後期はうしろ髪ひかれ隊が担当していましたが、唯一息っ子クラブという男子グループがEDを歌ってる時期がありまして、それがこれなんですが、Bメロがエモくて普通に良曲でまいっちゃうんです。
秋元康の詞も抜群でして、中二病に刺さるメッセージソングに仕上がってます。
にんげんっていいな (84)まんが日本昔ばなし
これは有名ですね。
小林亜星さんの代表曲といってもいいんじゃないでしょうか。
幼児が歌うボーカルも絶品ですし、このイラストレーションも合わせて最高です。
土曜の夜のせつなさを小学生ながらにも感じさせられました。
勇気りんりん (88)/それいけ!アンパンマン
「アンパンマン」はOPの歌が評価されがちですが、このEDの方も負けないくらい素晴らしいんですよ!
この曲はまさになんかこうエモいんですよね。
サビのワンフレーズの鍵盤がものすごい良い仕事してるんです。
今年35周年ですが、未だに現役で隔週で流れるこの曲のパワーは衰え知らずです。
まとめ
21世紀に入ってからの電波系のアニソンも大好きなんですが、昭和末期の今回のラインナップの楽曲たちもとにかくエモくて未だに色褪せませんね。
アニソンは作品だけでなくその時代背景や当時の個人的な心境なんかまでも思い出させてくれるものです。
改めて再評価させていただきます。