私もあと30年もすればこの世からいなくなってるかもしれないくらいの年齢には差し掛かっているので、人生も後半戦の半ばくらいには過ぎてしまったので、もう夢も希望もありませんし、何にも期待することもなく、ただ寿命がくるのを静かに待ってるだけの晩年期なのであります。
そこでこれまでの己の生きた日々を振り返ってみますと、まぁなんというかムカついてくるんですよ、ありとあらゆる嫌だったシーンばかりが思い出されてフラッシュバックするわけなんです。
思い出したくもない嫌な奴の事を思い出しては、あの時に我慢をしないで狂ったように攻撃すればよかったと後悔するのです。
人生は我慢した奴の負けです。
世の中はおとなしい奴の負けです。
ガサツで強欲で下品に他者から物を奪える（蹴落としてのし上がれる）ケモノのような奴が勝利するのです。
裕福でもないのに上品な奴は、負け確なのです。
嫌な記憶は忘れるしかないのか
８割方嫌な事で埋め尽くされた人生でした。
僕は我慢しないで逃げた口ですが、もう少し勇気を出して闘ってもよかったかなという後悔があります。（弱いけど）
クズな相手に対しては卑怯な手を使えばよかったとも思います。
もっと平然とウソをつける人間であればよかったとも思います。
正しくあるべきと自分縛りがきつすぎた結果、悪魔と戦うスキルを得ずに先制攻撃で少し傷つけられて自分のターンではトンズラしてしまうようなザコキャラに終始してしまった事が情けないと思うのです。
振り返れば後悔しかありませんが、タイムリープしてやり直す気力ももうありません。
完全に現在の脳みそを抱えて戻れるならば、そりゃ人生やり直してみたいけどね。
そんなファンタジー、何兆円積んだって叶えられないんだからしょうがない。
終わった事は忘れてしまえばいいのさ。
忘却だけが苦痛を和らげる癒しになるんだ。
いつまでもネチネチくよくよしていても何も良いことないよ。
全部忘れて今日から新しい自分に生まれ変わる方がよっぽどポジティブで建設的なんだ。
そうは解っているのだけど・・ね。
自分を偽りたくないなら逃げるしかない
そんなこんなで人が嫌いになってしまった。
必然の流れとも言えるだろう。
碌に人間関係も築けなかったのだから。
築こうとすれば傷つくだけだし、生きながらえるためには逃げるしかなかった。
自分にウソをついて嫌いな自分になってまで人から受け入れられたいとは思えなかった。
けど器用にうまくやってるように見える人も実際は結構大変なんだろうな？
でもそのうちそれが普通になって、鈍感になって傷つかずになるのかもな？
それが強さを獲得して逞しく生きていくという事なのかもしれない。
それが正く成長するという事なのかもしれない。
大人になるという事なのだろう。
いつまでも傷つきたくなくて自分を偽りたくもなくて、あるがままを受け入れてくれなきゃ嫌なんてのは中二病すぎて受け入れられるはずもないという事。
でも聞き分けの良い大人になる事が素晴らしい事とも思えない。
ブザマに抗ってる不器用な魂を愛してる。
世間と調和して生きることを断固拒否する
常識とかクソ喰らえなわけですよ。
世間の望む飼いならされた人畜無害にはなってやるものかと。
摩擦を恐れて自分の意見を押し殺して調和の中で生きるのはお断りだ。
我を通すなら偉くなるしかないのだが、権力を手にした途端に腐る事も知っているから、力を持ってまで周囲を屈服させたいなんて思わない。
だから勝手にやらせてもらうよ、何処の組織にも属さない代わりにね。
自分を中心とした考え方の似た同胞を集めようとも思わない。
だって人は皆細かい部分では色々と異なっていて当たり前だから、絶対に全部が賛同できるなんてあるわけないのだから。
一部分だけ認め合えたとしても、他は解り合えないというのなら、それはやっぱり違う個体の他人であるし、ひとつにはなれないというもの。
違う考え方も生き方も認め合えばいい。
でもだからこそ一緒には居られない。
どこまでも人生は一期一会の一人旅なのだから。
独りで楽に生きるには？
基本的に人は誰しも誰かに多くに好かれたいと思うものです。
でも魅力に溢れたごく一部の人気者を除いて、なかなかそうはいきません。
好かれようと思ったらそれだけ自分を押し殺して他者に貢献しなければなりません。
人の役に立てば感謝されるでしょうし、好かれるという目的は果たせます。
しかしそれと引き換えに自我を失い都合の良いだけの善人に成り下がります。
そのまま一生を終えたらたくさんの人に「いい人だった」と悔やまれて盛大なお葬式をあげてもらえるでしょう。
将来死ぬ時に多くの人に囲まれて惜しまれる状況が欲しいなら、人に尽くす生き方も目的成就の為の一環と言えるでしょう。
そんな人生観の人を否定する気もありません。
どうぞご勝手になさってください。
でも誰もがそうゆう価値観ではないという事だけは理解していただきたい。
僕は社会貢献なんてしたくないし、誰か人の役になんて立ちたくないのです！
ただ怠けて楽して省エネで生きていきたいだけです。
人に迷惑をかけるつもりはありません。
好かれないけど嫌われる程ではないと思います。
むしろ嫌って上等、嫌われた方が期待されないので自由に楽に生きれます。
誰かの望む都合の良い善人になるくらいなら、怠惰な嫌われ者でいい。
こっちも社会が嫌いだからお互い様だね。
けどいつかジョーカーしてやろうなんて思ってないから恐れないでほしいよ。
確かに人は嫌いだけど、誰かを傷つけたいとは思っていないから。
自分が傷つきたくないからこそ、誰かを傷つけたくもないんだ。
つまり誰とも深く関りたくもないという事。
だから僕を見逃してくれという事。
逃げ隠れしている僕を、探して見つけないでくれという事。
それが最適で平和な共存であると、理解したところなのだから。
嫌われる勇気を持とう
人を嫌う事は悪い事ではありません
誰かに期待すること、される事をやめよう
