自殺・事件簿

卒業アルバムの文集にいじめられた事実を暴露するという報復

北海道札幌市内の小学校で今月卒業する女子児童が卒業文集にいじめられて学校へ行けなかった悔しさを綴り、一度は学校側の裁量で不掲載となったが、保護者がTwitterでそのことを呟いたことから事態は一転して、方針変更で掲載の運びとなった旨を学校側が保護者に伝えたという。

卒業文集にいじめの実態を晒す一世一代の報復手段

今回の問題は学校側の対応がブレブレという点に尽きます。

SNSのなかった昔であれば黙殺されて終わりでしたが、保護者がSNSで声をあげた事で学校側もスルーできなかったのでしょう。(名もなき人から問い合わせが殺到?)

しかし学校側も毅然として「前向きな希望あふれる内容」というテーマに属さなかったのでとかなんとか筋を通して反論すればよかっただけの話で、SNSで大問題に発展するのを恐れるあまりにあっさりと初期対応を曲げた事がより不誠実な印象を強める形となった。

女児の文章を読むといじめ被害は3年生から受けており、5年生になると机の落書きや上履き隠し等ひどくなった為、登校できなくなったとの事実と悔しさが赤裸々に綴られていた。

こんなものが掲載されてしまったらいじめ対応が何もできない学校であることが公然と曝されるようなもので、学校側からしたら掲載したくないのは当然だろう。

しかしSNSで議論が白熱する前に学校側があっさりと白旗を上げたという経緯だ。

保護者がSNSを使用していじめ被害を訴えるというのも珍しいが、今後はどんどんとこのような形で、狭い学校保護者間で話をつけずに世界中の傍観者に問いを発して、世論を動かすという手法が有効であるから活用せよというひとつの革命にもなった。

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実は昔からあった文集告発!ペンによる恨みの制裁

実は私の小学校の卒業文集でも一人の男子生徒が思いっきり名出しで一人の男子生徒を糾弾し、嫌がらせで苦しめられた胸の内を与えられた1ページに丸々記述し、後に生徒間で物議を醸したが、全然学校はそれに関してダメ出しをする事もなかった。

内容自体はそれほど過酷ないじめではなかったが、彼はずっと恨みつらみを抱えていて、絶対卒業文集に書いてやる!と密かに思い続け、それを本当に実行したのだろう。

それにより一時的に彼の留飲は下がったかもしれないが、一生ものである卒業文集にそんなつまらない思い出を記述するということは、後々被害を受けた彼にとってもプラス要素はゼロであり、むしろ忘れられない嫌な記憶として永久に刻むこの行為は、まさに人を呪わば穴二つの体現であり、自身をも結局自虐する結果となるのだろう。

でもまぁ卒業文集なんて読み返す事なんてないし、そんなたいしたことでもないのかもしれないけどね。!

まとめ

保護者もSNSで世論に投げ掛けよう!

卒業文集には書きたい事を書けばいいよ!

卒業おめでとう!中学は学区外に越境入学しようね!