苦学生へ

部活に行きたくないなら辞めてもいいんだよ

中学生になると放課後の部活動に入部する事になります。

任意のようでほぼ強制的な空気が未だ蔓延しており、もはや中学生になったら絶対にどこかの部活に入らなければならないものだと誤解してる人も多いと思われます。

実際全国のうち3割程の中学校は強制入部を促しており、そうではない7割の中学校を含めても基本的に部活に入部しない生徒はかなり異質な目で見られる事になり、習い事など相当な理由がない限り、「面倒くさいから入らない」という理由は通用しないのである。

ブラック部活は人権侵害児童虐待だ

大人の指図は受けないぜと普段からイキってる不良でも部活には入ります。

元気な不良こそ部活で体力を奪い悪事を行う余力を失くさせるという教委の裏の思惑が透けて見えるのですが、それは保護者側も同じで思春期の子供が放課後街をうろついたり、家でゲームしてるぐらいなら学校に長時間閉じ込めておく方が安心と考えるからです。

それでも当事者の子供たちが全員楽しめているのであれば最良の環境と言えますが、決してそうではなく、部活で疲れてヘトヘトになり勉強にも支障をきたすとなれば大いに問題ありなわけで、行き過ぎた指導はもちろんのこと、毎日部活に出なければならないという拘束されたプレッシャーで子供を縛り付け追い詰めているという事実から目を背けてはならない。

ただでさえ制服を着て新しい環境に放り込まれ、思春期独特の不安定な精神状態の中で、試験勉強と身体の成長と交友関係にピリピリと神経を摺り減らした状態であるのに、そこへ部活動の強制参加となると気の休まる時間など皆無に等しく、拘置所の囚人よりも自由を奪われたストレスハイな生活である事は明らかである。

顧問の先生はここぞとばかりに立場を強調して普段以上に生徒に服従を強要する。

たかだか1,2年先に生まれただけの先輩からは徹底的に上下関係を叩きこまれ、理不尽な命令にも従わなければ制裁を加えられて当然というヤクザさながらの世界観なのである。

そして1年生の時に受けた屈辱的仕打ちを、2年生になった時にまた新入部員の1年生に自分がされて嫌だった事を繰り返すのである。実に愚かで情けない文化の継承である。

部活を辞めるにはどうしたらよいか

顧問の教師に辞める意志を伝えて終わりである。

が、そう簡単にいかないから問題なのである。

ブラック企業の会社を辞める事ができない大人と全く同じ構造である。

思い返せば私も中学時代2回程顧問に辞表を突っぱねられて、3度目でようやく認めてもらえたように記憶する。

つまり1度跳ね除けられてもそこで諦めずに違う理由や方法を再度考えて2度3度挑まなければならない。

そうする事で顧問もこいつは本気で辞めたいんだという別の意味での熱意をようやく受け止めるのである。

何度も顧問に直接辞めたいとは言い出せずに心が折れる生徒も多いと思われるが、その場合はやはり親に頼むのが一番である。

ごく稀に保護者が辞めさせたいと伝えてるのにも関わらず、それでも喰い下がってここで辞めては生徒の為にならないだのなんだの詭弁で応酬して受諾しないヤバい教師も存在するが、そうなった場合は顧問ではお話にならないので今度は校長に訴えるのが筋だ。

どうかこんなバカげた問題でノイローゼになる事のないように、「クソくだらないので辞めます」くらい言ってやる気概で絶対に辞めるんだという固い決意を明確に表明する事が重要だ。

申し訳なさそうに弱弱しく「すみませんが辞めさせてください」と言うとつけこまれ抑え込まれるので、凛とした表情で人権を主張する意識で正々堂々と伝える事が肝心である。そうしないとバカな脳筋には伝わらないのである。

まとめ

それは大人の社会でも全く同じで、つい何かを拒否したい時には穏便に謝って回避しようとしがちだが、そうすると悪者扱いされて余計にマウンティングされる恐れがあるので、断る時は悪びれることなく当然の自己防衛策として外国人になったつもりで「NO!」と言わなければならない。これはこの先の人生を生きていくうえで何よりも重要な処世術である。

それにしても部活動って楽しくなければ何の意味もないのでとっとと辞める事を推奨します。時間の無駄です。遊びや勉強に充てた方が有意義です。デメリットが多すぎます。

高校生でも二人に一人は部活をやってるという事実に驚愕しますが、みんな甲子園でも目指してるんでしょうか?

お金も貰えて社会の構造も学べて大人の世界を覗けるという意味でもアルバイトした方が絶対にプラスとなるはずです。そこで敬語の話し方や目上の人や見知らぬ人への接し方等バイト先で学べる事の方が多いでしょう。

バイト禁止の高校もあるでしょうが、それでも部活に入るよりも自分の時間に充てた方が有意義です。貴重な十代の時間を気合とか掛け声とか協調とか帰属意識に摺り減らすことのないように。敢闘賞などもらえても何の意味も価値もないのですから。