子を持つ親へ

中学で入るべき部活は?運動部全般と吹奏楽部はやめておけ

中学生になると部活に入るのが一般的ですが、一度入ると三年生まで辞めずに続ける事が前提となります。

4月に仮入部期間があり、そこで吟味して決めるわけですが、夏休み明けに違う部活に変えて入り直したいと思ってももうダメなのです。

なので入る部活は慎重に決める必要があるのですが、入学早々で浮足立って慌ただしい時期にそんな重要な選択に迫られるというのも酷ですし、所詮は12歳の先月まで小学生だった子供です。

「楽しそう」とか「友達に誘われたから入る」といった軽い動機で中学三年間の一番重要な選択を即決しがちです。

ここは親の出どころです。

しっかりと導いてあげましょう。

中学ではどの部活に入るべき?

そもそも中学校によって、ある部活とない部活があります。

なので自分がやりたいと思う部活が中学にないという場合も十分ありえます。

その場合は無理に第二候補で妥協して入部するのではなく、入らないという選択肢も視野に入れましょう。ここ重要です。

運動部全般入るべきでない理由

まず元気で活発な陽キャ男子であればもちろんOKです。

ヒエラルキー上位のちょいワル男子は迷わず運動部に入ればよいと思います。

問題はこのブログの読者層である陰キャです。

陰キャなのに運動部に入っても良い事はないので、友人に誘われて一緒に‥とかは断った方が身のためです。

あと女子も日焼けするし筋肉ついてもしょうがないし、運動部に入るメリットはほとんどないです。

ただ実際運動部女子はマイノリティーなのでここでとやかく言う必要もないでしょう。

では早速ひとつひとつの運動部を潰していきたいと思います。

バスケットボール部

中学の部活動ではいつの時代も一番人気があるんじゃないでしょうか?

体育館を使用するので熱中症のリスクを防げるイメージも大きいです。

以下に紹介する他の運動部に比べれば一番マシかもしれません。

バッシュ代とユニ代がかかる事だけ親が覚悟しましょう。

成長期の男子は身長を伸ばしたいでしょうから、バスケをする事で背が伸びるという神話も未だに信じられてる部分もあるので、メリットも大きい気がします。

うん、バスケ部に入りましょう!

え!?

サッカー部

やんちゃな男子がごっそり集まるのがサッカー部ではないでしょうか。

逆に言えばサッカー部に陰キャは一人も入らないような気もします。

なのである意味棲み分けが出来てる気がします。

野球よりお金がかからないイメージですが、スパイク代と遠征費用など当然お金はかかります。

接触で怪我をするリスクも忘れてはいけませんが、そんな事を気にする子は最初からサッカー部になんか入るわけないかw

ソフトテニス部

近年バスケ部に迫る勢いで人気の運動部がソフトテニス部です。

男女別で分かれてる所が多いので、男女で仲良くやれると思ったら大間違いです。

これまで普通に生きてたらテニスなんてする機会はほとんどありませんし、上級のスポーツと思われていたものが、こうして部活で気軽に楽しめるというのは非常に惹かれる部分があると思われます。

テニスが思ったよりハードなスポーツである事を知るのは、入部してしばらくしてからでしょうが。

単純に楽しみたいだけならアリですが、おそらく部活ですからキツイことのが多いでしょう。(球拾いとか素振りとか)

ラケット代とウェア代の他にコート使用料などがかかります。

バレーボール部

中学では体育でもバレーボールをやるので、部に所属していると体育の授業で活躍できるというメリットはあります。

こちらも男女別で、女子だけで男子はないという場合もわりとあるかと。

以前に比べてかなり人気に陰りがでていると思われるので、逆にまったりと少人数でやれる可能性もあります。

レシーブやブロックで手を痛めるリスクが大きいのがネックです。

こちらもバスケ同様に体育館での活動なのが日焼け対策的に魅力ですが、競技内容としての面白みが欠けるというか、古過ぎて申し訳ないが「アタックNo.1」のようにただキツイ練習をするだけのようなイメージが拭えません。

なので入らない方が良いと思います。

野球部

最もキツイ部活のひとつではないでしょうか?

それ故近年ではあまり人が集まらなくて、下手でもレギュラーになれる可能性があります。

ただでさえ上下関係の厳しい体育会系の部活動の中でも最も厳しいイメージがあります。

1年生はひたすら球拾いや雑用をやらされそうですし、髪も未だに短髪どころか丸刈りを強要されそうです。

ユニフォーム代一式とグローブの他に、遠征費用+保護者のお茶係としての協力など保護者にも負担がありそうなのが怖いところ。

ただ本気で野球をやる子は外部の少年野球リーグに属しているもので、中学の部活で野球をやるようなのは中途半端でしょう。

休日の草野球みたいにゆるければ楽しそうですが、ゆるい野球部なんて聞いた事ないですからね。

剣道部

減少傾向にあると思います。

よっぽど心技体を鍛えるという目的意識がないと門を叩く気にはなれないはずです。

剣道なんてマニアックなものを始めようとする人がいるなら、それはそれで応援したくなりますが、防具を装着するのがまず面倒くさいので敷居は高いでしょう。

親のエゴで剣道をやらせたいという保護者はいるかもしれませんが、子供自らが剣道やりたい!って言うことは滅多にないんじゃないかな?知らんけど。

顧問が怖そうなイメージ。

柔道部

もっとも重篤な怪我をするリスクを孕んでいるヤバい部活。

今時柔道部に入ろうなんて物好きいるんかね?

まず体格がガッシリどっしりしているのが前提で、ヒョロガリが体を鍛えるために始めるというならやめたほうがいいとしか言えませんね。

格闘技が好きで、人を投げ飛ばしたいという血気盛んな子なら、中学では柔道部以外に選択肢がないので需要があるのでしょうか?

費用的には道着くらいなので運動部の中では最も経済的かもしれません。

でもどうせやるならお金払って外部で空手を習う方が実用的な気もしますが。

文化部でも吹奏楽部はやめておけ

そんなわけで陰キャは文化部の中から選ぶ事になるわけですが、その中でもブラスバンド部(吹奏楽部)だけはよした方が良いです。

文化部の中では一番華やかであり、最も部活動らしさを体感できますが、デメリットが多すぎるからです。

吹奏楽はお金がかかる

まずなんといっても運動部と同じかそれ以上にお金がかかります。

公立なら楽器は借りられると思いがちですが、購入しなければならない消耗品や、遠征費&活動経費がかさみます。

今も昔も音楽という趣味は貴族が嗜むものなのです。

貧乏人は絵でも描いてろ。(美術部へGO)

吹奏楽部は活動時間も多くて長い!

運動部と違って文化部は活動日数や時間が少ないのが基本ですが、吹奏楽部だけは運動部と同じかそれ以上の活動時間が組まれます。

組織で音を合わせるのでどうしても毎日毎時間の音合わせが必要となるからです。

文化部なのに土日どちらか(もしくは両方)休み返上で部活動に励む事になります。

吹奏楽部は意外と体育会系で組織的

まとめ役である顧問や上級生が厳しい傾向にあります。

文化部では考えられないくらいに完全なる体育会系ノリです。

組織でやり遂げるグループワークなので、どうしてもチームとしての協調性を求められるので、その辺が思った以上にハードかもしれません。

吹奏楽部は女子が8割以上で男子の肩身は狭い

今も昔も吹奏楽部は基本的には女の園です。

しかしハーレムじゃん!というスケベ心で入るならやめた方が良いです。

何故なら女子は基本女子でつるむ生き物であるし、少数の男子が居たとしても、それがイケメンでなければ目障りな昆虫にしか見えないからです。

なのでイケメン高スペックでモテる自信のある男子であるならば、更にモテるというハーレム状態も現実味を帯びてきますが、そうでなければ全くそうはなりません。

それどころか女子の嫌な部分を間近で見ることになるので、女子の多い空間でフツメン以下の男子が生きるのは想像以上にストレスフルなものであると知ることになるでしょう。

入りたい部活が無ければ帰宅部でいい

昔はほぼ強制的な雰囲気がありましたが、現代の部活は学校側もPTA活動に比べたら全然強制してきませんから、随分と生きやすくなったもんです。

3人に1人は帰宅部の印象ですね。

ただ学校外の地域のクラブに属してもう少し上のレベルで活動している子も含まれるので、学業重視だったり遊びや個人活動に重きを置く子がいても全然容認されてる空気は感じます。

なので自信を持って帰宅部を選択してもいいんじゃないでしょうか?

ぶっちゃけ部活はデメリットしかない

個人的な見解では本当に部活なんて入らない方が賢明だと思います。

部活動で得られる事より失う物の方が多いからです。

ただでさえ疲労困憊の中学生活です。

学校に毎日通ってるだけでも誉めてあげたいくらいなのです。

放課後も学校に残って体育みたいな事をしてるようでは、将来ブラック企業で残業させられても当たり前と思ってしまう思考回路になってしまいかねません。

学校なんて遅刻ギリギリで登校して、誰よりも早く門から出て帰宅するのが陰キャの鉄則なのです。

部活は時間の無駄!辞めたいなら今すぐ辞めるべき!中学生になると放課後の部活動に入部する事になります。 任意のようでほぼ強制的な空気が未だ蔓延しており、もはや中学生になったら絶対に...

中学生は勉強に励んで高校生になってから青春を謳歌しよう

学生の本分は勉強です。

特に定期テストの結果を伸ばすためには、毎日の予習復習は欠かせません。

中三の夏から受験勉強対策するようでは遅すぎるのです。

中一の一学期からすでに闘いは始まっているのです。

部活で時間も体力も削られて、結果底辺高校に入るなんて設計から間違ってますよね?

身体をつくるのももちろん大事ですが、家でリラックスする時間と勉強する時間を確保する事はもっと大事です。

青春を謳歌するのは高校に入ってからでいいじゃないですか。

中学は良い高校に入る為の牢獄期間と割り切って、勉強に集中するのが正解なのです。

まとめ

え?まだ部活なんてやってるの?

時間とお金と体力を奪われてますけど?

部活信仰から解脱しよう

ABOUT ME
しぇす太
カーネギーメロン大学を志し、手塚賞を狙うも挫折してからは人生に絶望して、部屋の片隅でひざを抱えて過ごす今に至る。 HSPでマイノリティ思考でうだつは上がらない。 シングルファーザーなのに無職という珍しい肩書きを持つ。 座右の銘は人生暇つぶし。

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