新型コロナによる緊急事態宣言下の臨時休校が続く中、ついに我が子(小学生)の学校でも待望のオンライン授業の実験が行われました!
動画共有アプリZOOMをインストールしてのZOOM初体験授業レポートを記述しておきます。
オンライン授業(小学校)開始するもgdgdの初日
前日に動画共有アプリのZOOMをダウンロードして、授業開始時間前にミーティングパスワードを手元にPCの前でスタンバイです。
なんと初日は学校側の不備なのかミーティングに入れず参加できずに終わりました。
二日目に改めてダメもとでインすると今度はちゃんとみんなの顔が画面に映し出されました。
全員の声が入り乱れ久しぶりに見るクラスメート達の元気な顔を拝見できてホッコリ♪
みんな友人の名前を呼んで声が届いてるか確認してました。
うちの子も手を振って応えてました。
先生の声が聞き取れなくなるので全員ミュート状態に切り替えられます。
先生が一人ずつ名前を呼んで出欠をとります。
名前を呼ばれた生徒はゼスチャーで返事をします。
驚くことにクラスのほぼ全員が参加しておりました。
せいぜい半分くらいの参加率かと思っていたのでびっくりです。
画面には背景が映りこむので級友達のリアルな家の生活感や様子がほんの少しだけ覗けます。
うちはなるべく余計なものが映りこまないように角度や向きを意識しました。
横に居る親が映りこんでる人もいたりするのもご愛敬ですが、私は横に居ながらも映り込まないようにコソコソとサポート待機です。
全員の名前を呼び終わったら今度は先生が改めて自己紹介をはじめました。
4月からの新任の先生なので、挨拶もままならず休校状態での新学期スタートなので先生側も大変です。
なんせ先生からしたら生徒の顔もまだ全然認識できてない状態ですからね。
先生の方は自分の声が届いてるか終始不安な様子で、ずっとgdgdな感じで予定の終了時間がきてしまいタイムアップ強制終了となりました。
なんとオンライン授業はたった15分だけなのでした!!
こんなん授業ちゃうやん‥。
実験と呼ぶにもあまりにお粗末すぎて、学校側も手探り状態であるというのが明白でした。
何故15分で終了なのかというと、全学年全クラスで順番に回線を使い回すため、15分間隔でクラスごとに区切ってもそれで一日が終わるというわけです。
なんてこった。
回線くらい学年クラスごとに分けられないものなのか‥。
オンライン授業と銘打つのであればせめて30分✖4科目の授業は行ってほしいところ。
出欠と挨拶だけで終わってしまう15分の限界をまずなんとかせにゃあかんですよ‥。
テレワークもオンライン授業配信もおぼつかない日本はIT後進国だ!
ZOOMの可能性と未来
それでも初めてのZOOM体験には今更ながらITの可能性と未来を感じ取れました。
なんでもっと前からこのようなオンライン移行を少しずつでも進めていかなかったのかと、IT後進国である日本の現状に改めて気付かされてしまいました。
が、これを機にいっきにオンライン授業の取り込みを進めていければ、来年再来年とどんどん教育システムが改善されていくでしょうから、旧体制から脱却できれば学校の未来は明るいです。
まだ授業は体験できていませんが、モニター越しに授業を行う事は容易に可能であるように思えました。
ホスト配信側である学校先生側が授業スタイルをつかんで慣れさえすれば、生徒側はモニターの前でノートをとったり、当てられた生徒のみミュートを解除して発言したりと、スムーズなオンライン授業は可能であると断言できます。
休み時間はオンラインでみんながそれぞれおしゃべりできるだろうし、なんだかモニター越しに声を掛け合って身振り手振りで向かい合う方が互いに優しくできるような気さえするのです。
大人でも知人とオンラインで交流する場合、無意識にマイルドな対応で接するのと同様で、子供たちもリアルとオンラインの使い分けにより、対人の距離感やマナーを改めて学べるような気がするのです。
ずっとリアル教室でなく、オンライン授業を隔日で挟むことで、確実にいじめは大幅に減少するように思えます。
そして2パターンの授業構成を行う事でそれぞれの利点を生かしつつ、生徒の集中力は通常以上に高まるはずです。
学校教育の未来はオンラインとの融合必須
学校に毎日登校するというこれまでのスタンスはもう改めるべき時かもしれません。
登校日は月水金、火木土はオンラインという方が近未来的でメリット多数です。
登校日には音楽図工体育実験などオンラインでは難しいとされる授業を行い、国語算数社会英語はオンライン授業のみ、もしくは併用で良いと思います。
毎日登校するのは実際疲れますし、ハッキリ言って児童虐待にすら見えます。
そのストレスからいじめが生まれ、不幸な自殺や子供のメンタル崩壊が起きるのです。
それこそフリースクールなんてオンラインにしてしまえば良いと思います。
学校とは勉強だけではなくコミュニケーションを学ぶ場だとかしたり顔で申す保守的な大人はいっぱいいますが、そいつらは元から社交性が有って器用に生き抜けた者なのだから、不器用で内省的な人の気持ちなんてわかりっこないのです。
それこそ火木も学校の門は開放して、登校したい者は教室で授業を受けても良いとすればよく、オンラインと登校のどちらもその時々で選べる仕組みでも良いはずです。
コロナ禍が明けてもオンライン授業スタイルを普及させていく事は命題となるでしょう。
学校だけでなく会社もリモートワークを進める事で無駄だった習慣を断捨離できて良い事づくめとなるはずです。
コロナ騒動は人々からたくさんの物を奪い失われましたが、確実にプラスな価値観も得られたはずです。
私は今回の新型コロナウイルスパニックは未来を改革する上で結果的にポジティブな事故として受け止めるにまで至りましたが、まぁそれを大きな声で言う度胸はまだないですけどね。
政府はオンライン授業に力を入れまくれ!
学校も会社も登校出勤日を減らすべき!
ZOOMがあればなんでもできる!