結局人生はその人が生まれた時代(年代)によってかなりの影響を受けます。
学年がひとつ違うだけでも出会う人間が変わりますし、運命が良くも悪くも変わります。
今は少子化だし世相も安定した暗さで変化が乏しいので差異はないですが、バブル世代と氷河期世代では明らかに前者が得ですし、そのバブル世代の中でも特にお得な学年というのが、丙午とされるこの年に産まれた方々達なのです。
1966年(昭和41年)生まれこそ最強の勝ち組説
では何故この世代が最強の勝ち組なのか。
それは圧倒的に出生数が少ないので、受験も就職も他の学年よりラクであり、その側面以外にもまだまだあります。
基本的に日本で60年代に生まれた人たちというのは恵まれた世代なのですが、その中でも半ばであるこの1966年(昭和41年)が最も運の良い学年であります。
1966年(昭和41年)生まれが過ごす子供時代は70年代で、70年代のテレビや漫画は軽薄一辺倒の80年代よりも多岐にわたり面白いです。
80年代に思春期を過ごし、丁度バブル期に成人となります。
80年代前半はアイドル全盛期でありながら洋楽も最盛期にあたり、音楽に興味を持つ年頃には最高の時代背景が重なります。
就職も選び放題の売り手市場でありながら、1966年(昭和41年)生まれは前後に比して数が極端に少ないので尚更希少種として扱われます。
ファミコンブームが大学時代にあたるので、大人の資金力でソフトを買い、親の眼を気にすることなく自由に遊べます。
その下の氷河期世代の団塊Jrの数が多いので、30歳を過ぎると下が多いことによる突き上げですぐに役職を与えられた地位につけ、後輩に容易にマウントをとり、偉くもないのに偉そうに振舞う事が可能となります。
バブル世代の中でも谷間の少数学年
前後の学年と比べてすさまじい落差で丙午の出生率は低いです。
73年のベビーブームをピークに日本の少子化は74年以降下降の一途を辿っておりますが、1966年(昭和41年)の出生数は80年(昭和55年)生まれとほぼ同数であり、右肩上がりの高度経済成長期において、不自然なくらいに飛び抜けて少ないのです。
これは偶然なんかではなく、明らかに産むことを控えた結果なのです。
1966年(昭和41年)生まれの著名人
小泉今日子、長嶋一茂、今田耕司、石黒賢、三田寛子、大槻ケンヂ、薬丸裕英(以上早生まれで学年は65年組)、斉藤由貴、東山紀之、鈴木保奈美、安田成美、江角マキコ、渡辺美里、永井真理子、エレカシ宮本、イエモン吉井、トータス松本、スガシカオ、斉藤和義、YU-KI(trf)、広瀬香美、松本明子、見栄晴、彦摩呂etc…
どうです?有名人調べてみてもこんなもんですよ?ね、微妙でしょ?w
前後の年はスター揃いなのに、この学年見てのとおりビッグスターゼロですよ?(失礼かよ)
尚、三浦カズ、ZARD、井上雄彦の3人もこの学年ですが、67年(昭和42年)生の早生まれのため除外。
一方前後の学年はスター揃いです。
65年組は中森明菜、吉川晃司、本木雅弘、太田光、奥田民生、YOSHIKI、尾崎豊、岡村靖幸、沢口靖子、さくらももこ、古田新太、江頭2;50etc…早生まれだとヒロミ、南原清隆、勝俣州和、楽天三木谷も入ります。
67年組は南野陽子、織田裕二、江口洋介、坂上忍、さまぁ~ず、中山秀征、清原和博、本田美奈子、天海祐希、叶美香、北斗晶、蓮舫、スピッツ草野、浅倉大介、東野幸治、松村邦洋、伊集院光、電気グルーヴetc…
う~~ん、まぁそこまで違いはないかw(失礼だな)
丙午(ひのえうま)って何?
「ひのえうま産まれの女の人は、気性が強く、夫を殺すことがある」というバカげた迷信があるらしく、特に女の子が産まれる事をためらわれたとか。
だとするととんねるずの命が危ないなww
(追記:石橋✖保奈美は離婚しました)
そのため出生率が低く、迷信を恐れて産み控えしてるのは数字上明らかで、年々下がり続ける乳児死亡率も、唯一前年度よりも高いため、なんだか背筋が凍ります。
60年周期なので次の丙午は2026年になります。
さすがにもうこのご時世にそのような影響はないかと思いますが、もしも翌年の2027年が2026年の出生数を上回ったとしたら、呪縛健在ということになります。