悩むのは高等生物の宿命です。
頭が良いから悩むのです。
心が優しいから悩むのです。
自信持って生きましょう。
人生に目標は必要か?⇒要りません
結論からバッサリ言いますよ?
人生に目標なんて要りません。
仕事なら目標設定をたてて取り組むことを推奨されますが、人生と仕事は違います。
生きることは仕事と同義ではないのです。
これを混同してしまう人は大抵真面目な社会人に多いのですが、人生を仕事と同じふうに考えてはいけません。
生きることに生産性を求められてると勘違いしてはなりません。
極端な話、誰の役に立たたなくてもよいのです。
ただ呼吸して生きてるだけであなたは充分に気付かない何かに貢献しており、生命を維持することだけで既に役目を果たしているのです。
世の中死んだ方がいい人間は残念ながら存在しますが、少なくともこのような悩みを抱えた繊細な人というのは、一日でも長くこの世に生きるべき人間なのです。

お前は目標もなく生きてる人間を見下してるのか?
生きる目標に重きを置いてる人間は、きっと目標も持たずに生きてる人間を心のどこかでバカにしているはずです。
つまりあなたのその価値観自体が大きく間違っているということなのです。
人は誰しもが崇高な目標を掲げて生きてるわけではありませんし、本来その必要もないはずです。
立派な人は目標を立てがちですが、立派じゃない人がケセラセラに生きててもいいのです。
むしろ目標を持つと視野が狭くなるので、ない事に悩むくらいなら持たない方がいいとさえ言えます。
人間以外の動物はみんな目標なんて考えていないですし、頭でっかちな苦悩は一周廻って愚かしいです。

先の事を深く考えない人間の方が正しい理由
人生なんて基本思い通りになんて進まないからです。
計算するだけ無意味なんです。
だったら何も考えずにその時その時を楽しむ事を優先して刹那的に生きる方がむしろ正しいのです。
先の事を考えてその通りに行かなかったからといっていちいち落ち込むようでは、損失の連続です。
ノープランな方が旅が楽しいのと一緒で、人生も計画を立てない方がその時その時をライブ感覚で楽しめるというものなのです。
プラン通りに進めば安心するかもしれませんが、それはそれで味気なかったりします。
料理にスパイスが必要な如く、人生にハプニングは付きものです。
できるだけ回避したいという気持ちも理解できますが、ランダムな運命に抗う事は不可能なので、諦めるしかありません。
だからこそ要するに先々の事を予測するだけ無駄なのです。
せいぜい数時間後か翌日のことまでに止どめましょう。

目標を立てたら人生は好転するか?
とは言っても、目標を立てることは悪い事ではありません。
目標がないよりかはある方が有意義である事は間違いないです。
夢のない人よりも夢を持って前に進んでる人の方が充実してますし。
多分一般的にもその程度の解釈で「目標を持て!」と言われてるのかもしれませんね。
言い換えれば「夢を持て」「大志を抱け」という事なのでしょう。
でもこのような説教が夢を持てない人を追い込む事にもなるというマイナス面までは考慮されてないんですね。
だから真面目で繊細で堅物な人は夢のない自分を卑下してしまいがちです。
気にすることないのに。
むしろ夢を持ってない方が傷つかずに済むメリットもあるというのに。

「夢はありません」と自信満々に言え
これはこれで哲学的に聞こえなくもないじゃないですか?
自信を持って言ったらいいんですよ。
夢や目標を持たない生き方を肯定する懐と見識の深さを、本来親や社会が持つべきなのです。
むしろリアリストで堅実だね、と褒め称えてあげるべきです。
自分の能力と願望を照合して、可能性を計算して即座に「無理」と答えをはじき出すその客観性を、長所として自認すべきです。
無謀な夢を掲げるのは愚かです。
目標がない事に悩むなんてお門違いというものです。
目標がない人生って、つまりは無限大じゃん。
ブラボー!

人生に目標は要らない!
むしろノープランでいこう!
夢のない人生も悪くない