80年代回顧録

メローイエローが好き!ドクターペッパーと懐かしの炭酸ドリンク

炭酸飲料水が美味しく感じる季節になってまいりました。

私が子供の頃はドリンクバーなるものはまだなかったので、ファミレスで初めてドリンクバーを体験した時は「これは夢か!」と感動したものです。

というわけで子供の頃に好きだった炭酸飲料について語ってみたいと思います。

今飲むと全然味覚が異なるのだけど、昔とは実際味付けが少々異なるものもあるそうです。

1984年のメローイエロー

「1982年の缶コーラ」なんていう歌が昔ありまして(橘いずみ)、それをパロッてみましたが、私が思い入れのある懐かしの炭酸水といえば断トツでこちらです。

2006年のgooのランキングサイトにて「もう一度飲んでみたいソフトドリンクランキング」でも第一位を獲得したみたいで、やはり潜在的にも人気商品であった模様。

2000年に生産終了後も度々復刻再生産されている。

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メロー イエロー 350ml缶 (2011) – 飲料品缶・ビン | MUUSEO

日本では1983年に販売開始されたものですが、個人的に飲みまくったのが84年の夏のプール帰りでして、更に言うと私がよく飲んでいたのは300mlサイズの丸い瓶に入ったものでした。

今でもそうですが瓶に入ってると美味しさが2割~3割増しになるというものです。

メローイエローはそれまで飲んだ炭酸に比べて弱めの微炭酸で、緑色の瓶に映る黄色い飲料がいままでにない新しさを醸し出し、味の虜になりました。

メローという名前の響きからなんとなくメロン味にも思えて、メロンソーダが普及していなかった当時、メロン風味の黄色い炭酸水として勝手に価値のある物と定義づけ、私の中だけでブランド力は高騰していきました。

でも3~4年後にはあまり見掛けなくなり、全く飲む機会はなくなりました。

まさか2000年まで販売されていたとは意外です。

私の中では80年代半ばだけの限定商品という印象でしたから。

2年前に復刻版のメローイエローが400mlペットボトルで売られていたので購入して飲んだのですが、30年ぶりだというのに特に感動しませんでした。

瓶じゃなかったからか、プール帰りじゃなかったからでしょうか。

味覚の記憶も美化されていたのかもしれません。

また買って飲もうと思わなかった程、味気ないものでした。

思い入れが強すぎてハードルが上がり過ぎていたのかもしれません。

大人には甘すぎたのかもしれません。

それでもメロウな記憶だけは微かに蘇りました

パッケージの鮮やかな黄色と丸みを帯びた80年代風レタリングが今も購買意欲をそそるのは確かなのですが、いかんせん今もなかなか売ってませんね。

1984年・少年の目から見た世界は娯楽と輝きに満ちていたこの年の夏休みは毎朝草野球して昼から市営プール行ってとにかく元気で快活な日々だった。毎日が楽しくて充実してたなぁ。 社会の流れとし...

ドクターペッパーという麻薬

メローイエローが刹那の瞬間最大風速で去っていったのに対し、ドクターペッパーは長きに渡り私の喉を歓ばせ、裏切る事はありませんでした。

コカ・コーラ ドクターペッパー 500mlPET×24本

コカ・コーラ ドクターペッパー 500mlPET×24本

  • 発売日: 2009/10/05
  • メディア: 食品&飲料

ドクターペッパーを初めて飲んだのは小学校一年生くらいの時のナイター観戦に連れて行ってもらった帰りだった気がします。

それからしばらく病みつきになり、ねだっていた気がします。

当時炭酸飲料と言えばコーラの一択で、ファンタは子供ながらに子供っぽい印象で、ドクターペッパーはその名前の響きと茶紫のパッケージカラーに心を掴まれました。

なんだか薬の味がするといって周囲の評判は圧倒的不評でしたが、この頃から私はマイノリティな自分を誇って悦に入ってました。

ドクターって名前から勝手に薬っぽいとか思い込んでこいつらバカだなって。

コーラにちょこっとだけ中毒性のある何かの成分を混ぜただけのように感じるけど、でも明らかに全然コーラより美味しい!もうコーラなんて飲めない!

だけどこのドクターペッパーもまたそんなにどこでも売られてるわけでもなく、みつけたらラッキーぐらいな希少性があったことから余計にその価値は私の中で勝手に高まりました。

これも平成に入ってからほとんど見掛けなくなりましたが、十年ぐらい前からスーパーでも常時売られるようになり、500mlペットや360ml缶だけで1.5Lでの販売がないことから今でもやはり価値は高めなのです。

ガストで飲み放題

しかも一昨年前あたりからガストのドリンクバーにドクターペッパーが加わり、しかもメロン果汁入りというガストドリンクバー限定の味も楽しめるというオマケ付きでテンションあがりました!

でも味はメロンソーダのコーラ割りといった感じで、結局ノーマルなドクペに行き着くのでした。

米の長寿婆が毎日愛飲してると話題に

ドクターペッパーを毎日3本飲んでいた女性が100歳以上となっており、健康の秘訣はドクターペッパーであり、健康に悪いと言っていた医者の方が先に亡くなったとコメントしている。

104歳の女性、長寿の秘訣はドクターペッパー「忠告した医師はみんな先に亡くなった」 | ハフポスト LIFE

出典:Wikipedia、HUFFPOST参照

このニュースはドクペ好きにとって最高に嬉しいものでした。

ドクペは甘いしあんまり身体に良くはないだろうとは思っていたのですが、このように長寿の老人が愛飲してるとなると一気にイメージが払拭されるというものです。

でもさすがに長寿の秘訣がドクペとまでは思いませんがw

マウンテンデューという先駆けエナジードリンク

今でこそリアルゴールド、昔で言えばオロナミンCといったエナジードリンクって単純に飲み物として美味しいのですが、子供が飲むには少しだけ敷居が高いわけですよ。

それでそれらに匹敵する代替え品に一番近いものがコレな印象なんです。

名前の響きもイカしてますし、意味わかんないけど子供ながらに背伸びした感じで気分がアガるわけですよ。

今回紹介するドリンクでは唯一コカ・コーラ社ではないものになりますね。

ジンジャーエールという子供のビール

こちらも子供時代に結構飲んでた印象があります。

なんか流行ってた気がします。

色がビールみたいで、スプライトやコーラよりも大人っぽいのです。

コカ・コーラ カナダドライ ジンジャーエール 500mlPET×24本

コカ・コーラ カナダドライ ジンジャーエール 500mlPET×24本

  • 発売日: 2009/02/23
  • メディア: 食品&飲料

先日久しぶりに飲んでみようと思ったら滅茶苦茶大人の味でクソ苦くてこんなん子供の時に飲んでたっけ?と驚いたのですが、アサヒウィルキソンの方のジンジャーエールでした。。

全然違う別物なので注意してくださいね!

こっちのが断然飲みやすいです。

アンバサという微炭酸カルピス

アンバサ!!これも80年代を思わせる懐かしい名前です。

味はまさしく微炭酸カルピスで甘ったるいのですが、カルピスソーダだったら別に飲む気がしないのですが、アンバサというタイトルに何故か惹かれて飲みたくなるのです。

不思議!!

1994年のスプライト Cool Lemon

三ツ矢サイダーとスプライトの違いは未だによくわからないのですが、こっちのが後発で新しい感じがしたのでスプライト派でした。

が、緑ラベルの定番には全く思い入れはなくって、こちらの93年仕様の青ラベルのクールレモンが滅茶苦茶清涼感を醸してて大好きでした。

スプライト クールレモン – 飲料品缶・ビン | MUUSEO

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実際味も通常のスプライトよりもレモン風味が僅かに加わっていてスッキリした飲みごたえでした。

94年の夏は猛暑で晴れ渡ってた記憶があるのですが、傍らにはいつもこれを買って飲んでたっけ。

これ人気あったはずなのに96年には名称からレモンが外れてリニュアルされて、97年には無果汁となり完全に別物スタンダードになる。

つまりこの青ラベルのクールレモンは93~95年の三年弱の間しか販売されなかったんですね。

味はキリンレモンと大差ないというかほぼ同じなんですが、やはりこの青ラベルのトキメキが私の青春なのです。

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炭酸飲料への思い(まとめ)

30を過ぎたあたりからめっきり炭酸飲料は好んで飲まなくなりましたが、子供の頃はなんであんなに好きだったのでしょうか。

全然関係ないのですが、ドクターイエローという人気の新幹線ありますけど、メローイエロードクターペッパーが合体したみたいで美味しそうでワクワクします。

あと紙コップに氷が先に出てくる自販機に今でも心をくすぐられます。

自販機大国の日本万歳。

飲み物は店で買うより喫茶店で飲むより自販機で買った方がうまいんだよね。

すっかりペットボトルが主流になったけど、瓶での再販リニュアルに期待したい。

⇩資料調査中にみつけた面白かった記事

メローイエローとマウンテンデューを飲み比べてみた!ほとんど一緒じゃ! | もぐパラ

ABOUT ME
しぇす太
カーネギーメロン大学を志し、手塚賞を狙うも挫折してからは人生に絶望して、部屋の片隅でひざを抱えて過ごす今に至る。 HSPでマイノリティ思考でうだつは上がらない。 シングルファーザーなのに無職という珍しい肩書きを持つ。 座右の銘は人生暇つぶし。

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