TMネットワークも今年でデビュー39周年の節目になりましたね。
そこでFANKS歴35年の私が個人的に好きな楽曲ベスト30と、その他再結成後の曲とキネバラとアルバムのベスト10までを、望まれてないのにそれぞれ発表しようと思います。
TMN(TM NETWORK)で好きな曲ベスト30
Your Song “D” Mix
アルバム「Gift for FANKS」から。
エレクトロポップでまさにTMネットワークっぽさ全開の本作。
SFチックな歌詞と軽快で高揚感のあるメロディが活力をくれる。
Resistance
「ザ・ベストテン」で初めて見て、個人的に最初にTMを認識した曲。
冬を感じさせる歌詞もウィンターソングとして秀逸。
人気曲なのに何故かベストアルバム選曲で外される事が多いのが納得いかない。
self control
TMネットワークの代名詞のような代表曲。
「教科書は何も教えてくれない」は今となっては恥ずかしいが、このノリは永遠です。
We love the EARTH
TMN時代ですがTMネットワークのような曲。
小室氏のピアノプレイが心地良い響き。
WILD HEAVEN
最もポップでカラオケ向きな曲。
明るく元気になれる素直な歌。
GET WILD
言わずと知れた知名度ナンバーワンのTMの代表曲。
ファン心理からするとこうゆう曲は外したくなるんだけど、良い物は良いという事で、シンプルな最初の無印ゲワイが一番好きです。
Still Love Her
ファン人気の高い曲ですが、これは聴けば聴くほどのスルメソングですね。
詞に関しては小室氏の書いた作詞作品の最高峰だと思います。
曲は木根さんと小室氏の合作ものにハズレ無しですね。
Here, There &Everywhere
小室氏が学生時代に作ったという最も初期の曲らしい。
アルバム「self control」のトリに相応しいエモい名曲。
「覚えた冬の星座は春になれば全て変わるだろう」が好きすぎる!
Be Together
比較的短めなポップロックで最もとっつきやすい曲。
鈴木あみの曲になってしまったけど、これは男の歌だと思う。
1974
未だになんでこっちがデビューシングルじゃないのか、「金曜日のライオン」なんて全然シングルぽくないだろうにとモヤモヤします。
TMっぽさ全開の夜空な歌詞とピコピコしたシンセがたまらん。
FANTASTIC VISION
福岡県民には永らくお馴染みの天気予報の曲らしい。
最も新しくリミックスしてほしい曲なんだけどなぁ。
Nervous!
タイトルはナーバスだけど元気づけてくれる曲。
「君は一人だから優しくなれる」という歌詞が好き。
Chase In Labyrinth
アルバム「CAROL」のメインソング。
木根さんのポップセンスが最も光る一曲。
Maria Club
埋もれがちな曲だけどポップで好きですね。
これも新たにリミックスしてほしいな。化けると思う。
NIGHTS OF THE KNIFE
TMNのラストシングル。
解散コンサートの「LAST GROOVE」での演奏歌唱が完璧。
Human System
地味ながらも人気があるのも解る気がする。
少年と少女が出会えそうで出会えないのがTMの世界観なんですw
8月の長い夜
一番TMっぽくない曲だけど、変化球としての味わいがある。
歌謡テイストな片恋ラブソングなんだけど、ウツの声が最も映える。
Twinkle Night
これもキラキラした若いTMを想わせるナンバー。
ピコピコしてそうで意外とバンドサウンドな楽曲。
TIME TO COUNT DOWN
TMNのリニュアル一発目でハードロックな異端曲。
アルバム「RHYTHM RED」は大嫌いだけど、この曲だけはアリ。
SEVEN DAYS WAR
十代の少年少女に贈る壮大なメッセージソング。
終盤の盛り上がりはビートルズの「Hey Jude」みたいですごく良い。
You can Dance
FANKS期のライブ盛り上げ曲。
この頃からすでに小室氏はダンスをキーワードにしていたんだね。
Fallin Angel
デジタルポップで最も小室っぽいけど木根さんの曲という。
早口で捲し立てるのが難しいが、カラオケで唄うと気持ちいい。
ACCIDENT
セカンドアルバムの曲は総じてTMっぽくない曲調と世界観だったりするのだが、これはこれで逆に新鮮というか良いアクセントになる。
Come on Let’s dance
タイトルだけ見るとバカみたいなダンスナンバーかと誤解するけど、実は歌詞が飢えた狼系でカッコイイんですよね。
Come On Everybody
最も小室さんっぽい曲。
リミックスされるたびにブラッシュアップされて良くなる珍しい楽曲。
This Night
小室氏が最初の奥さんの為に捧げたバラード。
「GROOVE GEAR」収録のver.0が小室ボーカルのレアトラックで、でもすごくモスキートボイスがマッチしてる。
LOVE TRAIN
TMN時代の代表曲で一番売れたシングルでもある。
「愛だけが地球を回し続ける」
地球というフレーズを多用するこの時期の小室氏のセンスも嫌いじゃない。
DIVE INTO YOURBODY
TMとしては初期以来の珍しいサマーチューン。
この曲がリリースされた平成元年はTM絶頂期の印象。
一途な恋
TMで最も売れ線を意識したダサい曲。
でもシングル曲としてはシンプルで模範的だとは思う。
Beyond The Time
ガンダムオタに愛され続ける永遠のメビウス。
アルバムは「CAROL」よりも「human system」に収録されてた方が合ってたね。
再結成後(99年以降)のTMネットワークで好きな曲ベスト10
N43
アルバム「SPEED WAY」の中核を担う楽曲であり、木根さんの曲。
ウィンターソング(クリスマスソング)としても良く出来ている。
シングル「WELCOME BACK 2」のカップリング曲でもあるが、こっちがA面であった方が絶対良かった。
CASTLE IN THE CLOUDS
この曲はすごく聴き易いポップな曲で、シングルでありながらファンからはそんなに人気のない曲ですが、個人的にはこうゆう売れ線も好きです。(売れなかったけどw)
アルバムのハウスアレンジより、ノーマルなシングルヴァージョンのが好きですね。
当時よしもと所属でPVでは女芸人の森三中がTMNの3人の代わりに出演していて、ふざけた感じが嫌でしたけどテーマがLaugh&Peace(笑いと平和)なので仕方ないか。
80’s
これも80年代を意識した耳馴染みの良いポップスですね。
シンセ色が濃いので小室さんぽいですが、木根さんの楽曲です。
シングル「Hapinessx3 Lonelinessx3」のカップリング曲で、オリアルには収録されていない為かなりマイナーな作品で勿体ない。
10YEARS AFTER
99年にシングル「Get Wild Decade Run」と共に5年ぶりの再結成曲として発表され、TM NETWORK名義では10年ぶりの新曲という意味らしい。
メロウな曲調でこれまでのTMの雰囲気とは異なる印象だが、落ち着いた大人のやさしさを感じさせるアダルトな一曲。
WE ARE STARTING OVER
「Major Tune-Round」の中盤の曲ですが、一応配信先行シングルです。
これも木根さん作曲のどこかノスタルジックな楽曲です。
80年代のTMのアルバムに入ってても全然違和感のない曲調と世界観。
再結成後は木根さんがすごく頑張ってますね。
I am
TM30周年に向けての再始動先行シングル。
久しぶりの小室の本気が感じ取れたのか、再活動後の曲の中ではファン人気が高い。
PRESENCE
「NETWORK-Easy Listening-」収録の小室による大人のメッセージソング。
もうこれが19年前の曲だなんてちょっと信じられない。
If you can
「ACCIDENT」以来の松井五郎による作詞曲。(いったい何故?)
「QUIT30」のトリ曲に相応しいシンプルながらさわやかでエモい曲。
IGNISION, SQUENCE, START
「Major Tune-Round」のリード曲でとにかくカッコイイプログレ。
「Children of the New Century」や「TIME TO COUNT DOWN」のような、アルバムの冒頭に相応しい曲。
Always be there
先に国連プロジェクト支援ソングとして小室が提供した曲のTMヴァージョン。
逮捕明けの小室の誠心誠意が感じ取れる泣きメロ。
俺は許すよ。毟り取って騙した奴等は許せないけど。
キネバラ(木根バラード)ベスト10
TIMEMACHINE
終了コンサート最後に歌われた曲であり、大事に封印されすぎて毎回アルバムに入る機を失い、ライブ音源でしか聴けない隠れすぎた名曲。
小室氏のアコースティックピアノと木根さんのアコギだけでウツが歌うトライアングルでしか奏でられない曲という意味では、スタジオテイクは必要ないのかもしれない。
PALE SHELTER
「Major Turn-Round」の中で一番好きな曲。
サビの盛り上がるメロが毎度琴線を震わせられる。
イントロの葛Gのエレキギターが印象的。
confession-告白-
みつ子さんの詞が特に素晴らしい!
「うまく生きていくのは相変わらず下手だけど」
Fool On The Planet
キネバラの中でも最も人気のある曲。
TMらしい世界観とアレンジが合わさって高揚感がある。
Telephone Line
電話回線の時代ですよw
ウツの高音が透き通って冴える名バラード。
Time Passed Me By
幼馴染の少女の成長を憂う歌で、TMの世界観からは少し異質でありながらも、何故かすごく溶け込んだ不思議な曲。
大地の物語
「TMN」時代のキネバラ代表曲。
シングルじゃないのにCFタイアップ曲に選ばれた。
単独での小室作詞木根作曲は「TIMEMACHINE」とコレだけ。
GIRLFRIEND
「Seven Days War」のカップリングで映画「ぼくらの七日間戦争」の挿入歌。
アウトロのピアノが良いよね。
STORY
「Quit30」唯一の木根曲にして、アルバムで一番良い曲。
月はピアノに誘われて
「EXPO」収録の木根さんボーカル曲。
TMネットワークアルバムベスト10
Gift For Fanks(初期ベスト)
自分が一番最初に聴いたTMのアルバムなので思い入れあります。
これさえあれば最初の3枚は補完できると言っても過言じゃないです。
コレと中期の3枚を所持すれば十分です。
オリアル未収録の「Get Wild」の他にもシングルヴァージョンのいくつかの曲がどれもそれぞれ力強いミックスが施されているので聴く価値ありです。
CAROL (6th)
この当時絶頂期でしたね。
TMのアルバムの中でも一番売れたアルバムです。
完成度の高いコンセプトアルバムで、TMの世界観がより鮮明になりました。
知名度の高い曲が並ぶ。
Self Control (4th)
どの曲もシングルカットできそうなキャッチーさで捨て曲ナシ。
全部のオリアル中で最もTM NETWORKらしいアルバムと言える。
human system (5th)
オリジナル版は全体的に音が小さいのが難点。
骨太なサウンドで実験要素も多分にありながらも綺麗にまとまっている。
Dress (中期Remix Best)
外部に任せたリミックスアルバムであるが、よく出来ている。
後々いろんなversionのある「Get Wild」だが、やはり「’89」が一番良い。
Mejour Turn-Round (’00)
ネット黎明期にインディーズから配信での発売というセールスでの実験を試みる。
TKブーム後ではあるが、TMらしさが損なわれていなかった事に安心した。
CHILDHOOD’SEND (2nd)
実験作のファーストとブラックファンク色のサードに挟まれた地味ながらもポップで歌謡風味なセカンド。
各曲の詞に統一感がないので全体的にアンバランスな印象。
TMN SONG MEETS DISCO STYLE
avex発のTMユーロビートミックス。
デイブ・ロジャースが英詩を歌い上げており、外人のカバーアルバムではあるが、ディスコとTMの相性が良いからなのか、クオリティが高く「Dress」の次のリミックスベストと認めてあげてもいいくらい。
これが高評価で「trf」へと繋がっていく。
TIME CAPSULE (Single Best)
プロジェクト終了二年後のTKブームの最中に出たTMの二枚組シングルベスト。
公式でリリース順の曲順でちゃんとしたベストは初めてなので、シングルヴァージョンでの収録もそれなりに価値がある。
ただ二枚目のリミックス曲被りを入れるくらいならば、人気のあるB面曲の方を収録してほしかったという不満は残る。
最後にボーナストラックとして新曲「Detour」が入ってるけど、シングルベストなんだから要らないとは言えないよな‥。
QUIT30 (’14)
30周年の区切りで「やめる」とキッパリ断言するかのようなアルバムタイトルであるが、本当にもうTMの新譜は出ないのでしょうか?
再結成後のアルバムの中では小室さんの気合が最も感じられる内容となってます。
詞も小室さんが過半数書いていて、金が欲しいのかな?と思いました。
⇧一番最新のTMベストアルバム
TM Network 40周年に向けて
ということで来年40周年を迎えるTMさんですが、果たして何か我々を驚かす仕掛けや準備をされているのでしょうか?
もう肩透かしも慣れっこではありますが、それでも何かを期待せずにはいられないのが、もどかしいところでもあります。
いつまでも仲の良い3人の姿を微笑ましく眺めていたいというのがファンクスの総意ではないでしょうか。
ウツの体調も心配ですが、ファンも年をとるわけだ。
さすがに35年も愛聴し続けるとは思わなかったよ。
TM NETWORK 万歳!

TM NETWORK ニューアルバム「DEVOTION」リリース決定!
追記です。
なんとやはりデビュー日の4月21日に発表仕掛けてきましたか!
40周年に向けてのファーストアタックとしてまず6月にニューアルバムを25年ぶりにソニーから発売だそうです!
内容は表題曲と定番の木根バラ含む新曲6曲+「Resistance」「We love the EARTH」「KISS YOU」「TIME TO COUNT DOWN」そして初のスタジオ録音版となる「TIMEMACHINE」を新録で収録だそうです。
「KISS YOU」以外は嬉しい選曲ですね。
この秋には全国ツアーも開催が決定されてるそうです。
更に来年の40周年にもまたちゃんとしたオリアルを発表するつもりだとか。
やっぱり小室氏はちゃんとTMの事を考えていてくれていたんですね。
タイトルチューンの「DEVOTION」の出来にもよりますが、これは購入したいですね。
レジスタンスとウィーラブが選ばれてるのも個人的にポイント高いです。
さすがに50周年は年齢的に難しいと思われるので、今回が本当に最後かもしれないと思って心してTMを聴きたいですね。
ウツ65歳の「TIME TO COUNT DOWN」がどんななのかすごく興味ありますw
小室みつ子の詞世界
木根さんの癒しと存在感
小室哲哉の帰る場所