なんとも夢のようなサービスです。
任天堂がスイッチのオンラインプレイ有料化に伴い、様々なサービスの一環として、昔のファミコン&スーパーファミコンの厳選タイトルを無料で遊び放題&随時ソフト追加予定というキラーコンテンツを用意している事をご存知だろうか?
ちょっと前まではオンラインでも無料で遊べたのに、有料化ということで渋い印象を持つユーザーもいたでしょうが、このサービスを前にしたら、お釣りがくるレベルです!
Nintendo Switch Online でファミコン遊び放題!
Nintendo Switch Onlineの月額料金ってたった306円らしいじゃないですか!!
一年契約にするとさらにお得で年額2400円(月額換算200円)というキッズの味方の破格の安さ!!
かつてゲームボーイアドバンスやニンテンドークラシックスミニファミコンやwiiのヴァーチャルコンソールでもファミコンソフトを遊べる環境はすでにありましたが、ソフト一本ごとに購入してお金を払う必要がありました。(中でもミニファミコンは品薄でしたがかなりお得でしたね)
でもついに無料で遊べる時代がやってきたのです!!
もうこれは迷わず契約するしかないっしょ!
ということで、ダウンロードできる50本以上の懐かしのファミコンタイトルの中から、個人的におすすめのタイトルを厳選して紹介したいと思います!
尚、ミニファミコンで遊べたタイトルは除外して、レアタイトルに絞ります。
バレーボール(86/任天堂)
個人的に一番目を惹いたのがダントツでコレです。
ディスクシステム第4弾ソフトとして、片面で事足りるという都合の良い事情もあり、当時のディスクシステム所持キッズのほとんどが「スーパーマリオ2」の裏面にワンコインでこれを書き込んだ。
バレーボールのゲームって意外な程にその後も全然発売されなかったので、ただでさえ希少性が高いのであるが、このソフトはロムカセットではリリースされず、その後もwiiとwiiUのバーチャルコンソールでダウンロードする以外にはプレイできる機会はなかったので、まさにレア中のレアソフトなのである。
しかもゲームとしてはシンプルでありながらクオリティは高く、ファミコン初期のテニスやゴルフやベースボールなんかとは全然一線を画しており、やりこみ度も高く、二人同時プレイは盛り上がる事必至です。
プロレス(86/任天堂)
ディスクシステム第6弾ソフトとして、バレーボールの3ヶ月後に発売。
こちらはwiiのバーチャルコンソールでもリリースされなかったので、バレーボール以上に激レアソフトということになる。
しかしやりこみ要素は薄く、記憶の中の印象も非常に薄い。
でも確かに購入してプレイしたし、今やったら懐かしさで震えると思う。
同じ年の半年前に出たナムコの「タッグチームプロレスリング」の方がメジャーであったが、こちらの方がゲームとしての質は高かった気がする。
アイスホッケー(88/任天堂)
こちらもバレーボールと同じくwiiとwiiUのバーチャルコンソールでのみ復刻されたのみ。
アイスホッケーを題材としたスポーツゲームは他になく、二人用でそこそこ楽しめた。
これもディスク片面での書き換えでワンコインで遊べたのでお得感があった。
マイティボンジャック(86/テクモ)
確かテクモのファミコンデビュー作品で、当時はブランドに信用がおけなかったが、友達の家で遊んだらそこそこ面白かった。
その後テクモは「キャプテン翼」で優良ブランドに認知されて現在に至るが、やはり当初から光る開発力があり、続く「ソロモンの鍵」もパズルゲームの名作だ。
wiiや3DSのバーチャルコンソールでも遊べたが、知る人ぞ知るマイナーな部類のタイトルではある。
とにかくバカ高く跳ね上がるジャンプが爽快でクセになる。
シティコネクション(85/ジャレコ)
クラシックの名曲をBGMに海外の景色をバックに車を走らせる一風変わったカーアクションゲーム。
クソゲー率の高かったジャレコであるが、これが一番マシというか良作だった印象。
80年代らしさがとてもよく表現されていて、ノスタルジーをひときわ強く感じさせる。
熱血高校ドッジボール部(88/アークシステムワークス)
個人的にはやったことなくてやりたかったんですよ。
くにおくんシリーズはわりと評価高くて、題材がドッジボールというのも他にないし、楽しさがいっぱい詰まったファミコン後期の傑作。
レッキングクルー(85/任天堂)
これそんなに面白くはないんだけど、一応マリオを動かすし、当時5500円と少し高めで、薄紫のパッケージとカッコいいタイトルになんとなく惹かれたソフトでした。
ゲームボーイアドバンスとwiiと3DSのバーチャルコンソールでプレイ可能でしたので、上記のタイトル群に比べるとメジャーですが、こんな機会でもないともう一生やらないゲームでしたからね。ありがたい。
スターソルジャー(86/ハドソン)
これはメジャータイトルですね。
高橋名人主催の全国キャラバン認定ソフトで、私も小学生当時市内の予選を勝ち抜いて本選に参加して名人と握手してサインを貰ったのは淡い思い出です。
個人的には前年のスターフォースの方が音も操作性も好きだったので、連射のみに焦点を当てた劣化作にも思えましたが、スピード感はシューティングゲーム最強ですかね。
こちらもアドバンスのファミコンミニで復刻しましたが購入しなかったので久しぶりに遊べることが嬉しいです。
ツインビー(86/コナミ)
シリーズの第一作。当時発売してすぐ買ったので思い入れあります。
その後のシリーズも安定のクオリティで進化して大好きなんですが、第一作はエンディングもなく5面ループのエンドレスなんですが、この元祖にしてゲームバランスはすでに完成しており、軽快なBGMとメルヘンな世界観がたまらなく愛おしいです。
ただどちらかといえば2作目のディスクシステムで発売された「もえろツインビー」の方がレア度も高く、やりたかったですね。
スーパーマリオブラザーズ2(86/任天堂)
あのビッグタイトルの続編がたった9ヶ月後にディスクシステム第3弾として発売された。
超難度でクリアを諦めた者も続出したが、小学生当時の私は何度もクリアして星を8つだか集めて更に裏面に行けた記憶があります。
後にゲームボーイアドバンスでも購入しましたが、大人になってしまったからか、クリアできませんでした。
鬼畜ゲーだったことからミニファミコンには収録されなかったりと、「3」に比べて存在感も薄く評価も低いのだが、個人的にはアイテムや新要素の増えた「3」やヌルゲーの「1」よりも、この嫌われ者の「2」が一番好きです。
Nintendo Switch Online で追加してほしいファミコンタイトル10選
スパルタンX(85/任天堂)
アクションゲームとしては操作の完成度が高く、当時非常に楽しめた傑作のひとつであるのだが、題材が実際の映画をモデルにしてる為か、元の制作会社がアイレムにあるからか、タイトルの版権が切れて「KUNG-FU」に改題されたことなど諸説あるが、とりあえず色々と大人の事情で面倒くさいという理由で、人気作だったのにことごとくアドバンスでもバーチャルコンソールでもミニファミコンでもラインナップされないという幻の名作。
宮本さん!強引に任天堂から発売した責任とってちゃんと問題クリアにして追加してください!!
スパルタンXをスイッチで遊べるようにお願いします!!
エレベーターアクション(85/タイトー)
当時アーケードで人気の高かった忠実な移植作。
これ結構難しいんだけどやり込める奥深さがあってよく出来てます。
BGMも耳にこびりついて間抜けな感じがいいです!
これは絶対に入ってなきゃダメでしょう。
唯一無二のオリジナリティあふれる縦スクロールアクション。
チャレンジャー(85/ハドソン)
当時のハドソンは小粒なヒット作を量産していた印象があります。
結局今となってはコナミに吸収されてしまいましたが、ボンバーマン以外にも面白い作品いっぱいあったので陽の目を見せてあげてほしいのですが、難しいのでしょうか?
プーヤンとかバイナリィランドとか冒険島とか‥。
チャレンジャーは最初の列車の上から始まって中に乗り込む所が爽快でしたね。
スペランカー(85/アイレム)
最弱主人公として迷作の代名詞として誤解されてますが、クソゲーなんかじゃなく、個人的にはとても楽しめました。
洞窟探検という設定の中にアイディアが詰まっていて個性の光る作品。
「スぺランカー2020」なんかやってみたい気もしますが、このオリジナルも大事に残しておきたいソフトのひとつではないでしょうか。
(追記:switchでスペランカーの新作出てますね、面白かったです)
ファミリースタジアム(86/ナムコ)
やっぱり手軽にこれでやりたいですよね。
選手名含めてノスタルジー爆発じゃないですか。
色々とクリアにしなきゃ問題があるのかもしれませんが。
ファミコンの野球ゲーム二作目にして完成形という恐ろしいキラーソフト。
これやったらもう任天堂のベースボールには戻れないからね‥。
ファミスタシリーズはその後も毎年出続けましたけど、一作目が一番好きです。
マッピーランド(86/ナムコ)
「マッピー」はものすごく有名で移植されまくったタイトルなのに対し、この続編は非常に影が薄く、wiiUのバーチャルコンソール以外ではお目にかかれなかったレア作。
ゲームとしては普通に面白く、サウンドも軽快で個人的にはすごくまたやりたいとずっと思ってたソフトなんですけどね。
特に大人の事情で阻む要素も何もなさそうだし、なんでなんでしょ??
忘れられてるのかな??思い出してーー!!
⇧なんと追加されました!!
デビルワールド(84/任天堂)
クルクルランドが入るんなら、こっちも入れてよ!と思います。
あとアーバンチャンピオンとかワイルドガンマンとか。
もう任天堂のファミコンソフトはコンプリートして全部惜しまず出せよって思います。
アイスクライマーとバルーンファイト優遇されすぎ!!こっちは不遇すぎ!
やってると左の親指が痛くなってきた記憶がありますw
注:なんとこれも追加されました!!(アーバンも)熱いぜ!!
水晶の龍(86/スクウェア)
ファイナルファンタジーが出る一年前にスクウェアがディスクシステムカードとしてリリースしたSFアドベンチャー。
雰囲気ゲーなんだけど当時では珍しいアニメーション効果も取り入れ、パソコンゲームのようなアダルトな世界観が背伸びしたい子供心を刺激した。
これも現在の最先端の作画技術でリメイクしてほしい作品のひとつだが、当時のままで再度プレイしたい気持ちもあるのでスイッチオンラインに追加してほしい!
これは他に全く移植されていないので一番レアかもしれない。
もえろツインビー シナモン博士を救え!(87/コナミ)
上記でも触れましたがツインビーの二作目。
ツインビーなのに横スクロールでグラディウスみたいなステージがあったり、3人同時プレイが可能だったりと、実験的で挑戦的な内容となっており、攻めていて悪くない。
前作から100年後の未来設定で、シナモン博士などツインビーの世界観をいっきにストーリー仕立てに深める事にも成功しており、その後のシリーズ化に向けて大きく貢献したにも関わらず、とことん不遇な扱いで、今ではwiiUのバーチャルコンソールでしか遊べない。
グーニーズ(86/コナミ)
こちらもスパルタンX同様に同名映画タイトルをモチーフに作られているため、簡単には移植できず、名作アクションゲームでありながら復刻で陽の目を見られず残念。
すごくゲームバランスに優れていてBGMも良くて評価も高かっただけに、このゲームシステムのままオリジナルのキャラと作風でリメイクしてくれたらと思う。
もう30年以上も経過してるのに版権だとか大人の事情てホントにクソだな!!
こんなつまらない理由で名作が埋もれてしまう現実がマジ嘆かわしいです。
ファミリーコンピュータはオフラインで二人用が至高
やっぱりファミコンの醍醐味は二人同時プレイなんですよね。
RPGみたいなのを一人でコツコツ進めるのもいいけれど、基本的には二人で協力したり邪魔したりしながら進めていくのが楽しいのです。
だから「スーパーマリオ」より元祖「マリオブラザーズ」のがファミコンらしさの象徴なんです。
逆にwiiのスーパーマリオは同時プレイできるようになってすごく面白くなりましたしね。
その意味では今回のニンテンドースイッチオンラインで遊べるファミコンラインナップの中では「ヨッシーのたまご」と「VSエキサイトバイク」と「ダブルドラゴンⅡ」と「ジョイメカファイト」の対戦プレイモードが特に面白かったです。
でもニンテンドースイッチオンラインなら一人でもネットの誰かとマッチングして遊べますから夢のようですね!!
やっぱり任天堂に歴史ありです。
けどコナミとナムコも素晴らしいです。
いつでもちょこっとファミコンをやる為だけに Nintendo Switch Online に加入する価値、マジ有りです!