1999年(平成11年)
光市母子殺害事件と桶川ストーカー殺人事件と京都小学生殺害てるくはのる事件。
三つともかなりインパクトでかくて考えさせられました。
さすがに世紀末って感じで浮き足立ってました。
ホントにノストラダムスの予言は当たるのか!?
2000年問題とか今思うと笑えるけど実際不安だったんですよね。
1999年個人的バラエティベスト10
1.愛する二人別れる二人
2.スキヤキ!ロンブー大作戦
3.ここがヘンだよ日本人
4.稲妻!ロンドンハーツ
5.踊る!さんま御殿!!
6.HEY!HEY!HEY!
7.めちゃめちゃイケてるッ
8.やっぱりさんま大先生
9.ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!
10.恋のから騒ぎ
この年はアニメもドラマも不作というか特に観た記憶がなく、代わりにバラエティをよく観ていたような気がします。
ランキングを見てみると4位以下の7番組は未だに現役でやってんですね、すごい。
見て判るとおりこの頃から吉本興業が完全に幅を利かせ始めましたね。
さんまとダウンタウンは安定期に入りましたがこの年のロンブーは勢いがありました。
ヤラセで終了した愛別ですがデヴィ婦人面白かったなぁ。
1999年個人的邦楽ベスト10
1.Welcoming Morning chappie
2.クロニック・ラヴ 中谷美紀
3.最後の果実 深田恭子
4.PURE SNOW 佐々木ゆう子
5.春~Spring~ Hysteric Blue
6.さよならじゃない something ELse
7.Vanilla Gackt
8.Our Days 鈴木あみ
9.光の射す方へ Mr.Children
10.A・RA・SHI 嵐
この年から徐々に8cmシングルからマキシシングルに移り変わる境目の時期で翌年2000年にはシングル盤はほとんどマキシとなる。
シングルが売れなくなった要因はズバリこれだと僕は睨んでいる。
8cmシングルのお手軽なミニサイズのおかげで気軽に購買できたものがマキシになってしまうとサイズがアルバムと同じだからなんとなく気軽に買う気がしなくなるんだよね、潜在意識的に。
それとこの年から急激にヒットチャートもつまらなくなってくる。
一気に小室哲哉が廃れ始め、宇多田、浜崎、GLAY、ラルクが占拠するのは構わないのですが、なんとなく楽曲が納得いかないものでもタイアップだったり時期的な運でランクしたりしてジャンルも細分化されるのはいいのだが、R&Bやヒップホップがスタンダードになってしまう不自然さがどうにも居心地悪く、この辺から途端にCDを買わなくなりましたね。
なので2000年以降の邦楽は語る気が全くしないのです。
こうしてふりかえってみるとやはり99年で邦楽CDバブルは完全に弾けた感があります。
実際は前年かな?だいたい宇多田ヒカルのアルバムがトータル900万枚売れちゃうなんて狂気ですよ。
ビーズのベストアルバムで500万が最高だったのに。新人のデビューアルバムが900万って…。
何度聴いても全くわからなかったです、彼女の良さが。
確かに本場の英語の発音は邦楽の中では圧倒的だし、なんといってもまだ15,6歳というのも天才だと驚くには充分な資質でしょうけど、それでもこんなにバカ売れする理由としてはまだ遠く及ばない。
タイアップがすごかったわけでもない。
流行ってるからつられて買っちゃう日本人の習性としか考えられないこの現象に正直気持ち悪くなりました。
だんご三兄弟や坂本教授のインストがミリオン売れちゃうご時世でしたし、GLAYのライブに20万人が集まっちゃうという(有料ライブ集客世界一位)狂った若者文化ここに極まるといった、そんな日本の世紀末でした。
MVPはプリクラ
個人的についにファッションに目覚め始め、明るい茶髪にカラコンに偽シルバーのアクセサリージャラジャラつけてラメのシャツ着てナンパとかしちゃう脱オタク計画を決行しました。
内面はなかなか変えられないけれど、外見なら容易に変えられるというのは確かなようです。
プリクラもよく撮りました。
個人的には漫画喫茶でバイトしながらインターネットを覚え始めた頃で、翌年PCを購入するんですが、テレホタイムのチャットが激楽しかったですね。