よくツライと愚痴をこぼす子供に対して軽薄な大人が「大人になったらもっと大変だぞ!子供時代がいかに恵まれていたかわかるようになるぞ」とか知ったような事言うじゃないですか。
こんな事言われたら「今でもツライのにこの先もっと地獄なのか、生きてても良い事ないな」と余計に落ち込む子供がいても不思議じゃないですが、いいですか、よく聞いてくださいよ?
こんなアホな事ぬかす大人の言葉は右から左に流して私が今から語る真実にだけ耳を傾けてくださいよ?
大人って最高だぜ!!!
大人はズルい
逆ですよ。大人になれば途端に人生が楽で生きやすくなります。
子供時代がいかに窮屈で縛られて閉じられた世界の中で悩んでいたという事に気付かされます。
大人の方が大変だなんて言う大人は子供を騙す嘘つき詐欺師のペテン師です。
そんな事言う大人はろくな人間じゃないので話を聞くとバカが感染するので避けましょう。
人生で一番大変なのは中学生です。
二番目と三番目に大変なのが小学生or高校生です(これは個人差あり)。
四番目に大変なのが40代の男性です。
つまり十代が一番ハードなのはもう絶対に間違いないのです。
稀に十代をベリーハッピーに過ごしきる幸せ者も存在しますが、そうゆう人は当然大人になると色褪せた下降線の人生になりますが、どちらかというと少数派ですし、そんな人でさえも多感な時期には当然人と同じように小さな悩みを大きく抱えるものなのです。
何故十代は悩むのか
それは圧倒的に人生経験が足りない(無い)からです。
大人の場合こうゆう時はこうするといった対応スキルが経験によって身についているので、多少の面倒ごとや嫌な事があっても最小限の苦痛に留める術を知っているのです。
その最たるものは「とんずら」という逃げスキルですね。
逆に子供は逃げ方を知らないので何が起きても正面から受け止めてしまいます。
正面からぶつかるので悩むのです。苦しむのです。痛むのです。
何故大人は楽なのか
大人は卑怯な術を習得しているのでマズい時には隠れたりシラを切ったり誤魔化します。
嫌な場所へは極力行かないし、嫌になったら姿をくらまし帰宅します。
子供のように愚直に物事と対峙して傷つく事はせず、回避に努めます。
他人(友達)に対して正しさを求めなくなるので期待しないので傷つきません。
仕事がツラくてもお金という対価である程度我慢ができるし、プライベートでは別の楽しみや別の顔を持っているので、学校の交友関係が全ての子供と違い居住空間が広いのです。
大人の世界と子供の世界のちがい
会社と学校は似て非なる物です。
会社は嫌になったら自分の意志と都合で辞めれますが、小中学校はどんなに嫌でも辞めたり変えたりは簡単にできません。(変える事は可能です)
会社でのいじめはパワハラとして訴える事もできますが、学校のいじめは隠蔽されるし、証拠を固めて表沙汰にするのは子供には相当ハードルが高いです。
また大人の暴力は逮捕案件ですが、子供の暴力はうやむやにされがちなのも学校が無法地帯と呼ばれる所以です。
会社は給料が貰えるので嫌でも割り切れますが、学校は行ってもご褒美はありません。
以上の事から会社勤めの方が学校登校よりも十倍ラクであると立証されてます。
プライベートも大人は独りの時間や自分の意志で築いた家族との生活で癒しを得られますが、子供は生まれ育つ家を選べませんし、食べ物や寝る時間等も決められています。
大人は好きな物を自由に購入できますが、子供は親の許可を得なければ何も買えません。
この事からも子供は家庭内でも束縛されており、大人より制約が厳しい中で暮らしている事が明らかですね。かわいそうに。
あと数年我慢してやり過ごせ
つまり何が言いたいかというとですね、大人になったら自由で楽しい事もなんでもできるようになるので、あと数年我慢して子供時代を乗り越えて下さいということなんです。
ホントにあと数年ですよ。大学なんて行ったらもうそこは天国ですよ。
キャンパスライフという名のあおはるがそこで待ってますよ(だから勉強しよう)。
高校は義務教育ではないのでどうしても嫌なら辞めて通信や留年他という手もありますし、中学に比べたらだいぶ選択の余地が広がりますので、本当に苦しいのって中学時代の三年間だけなんですよ!
だから我慢して登校しなさいとも言いません。
登校拒否でもなんでもいいから死なずに布団でガードして自分を守って中学卒業の時期を待ちましょう。
中卒やひきこもりのお先が真っ暗なんてのも大ウソです!!!!
千原ジュニアを見てください(不快ですけど)。堂々としています。
人生でツライのは今がピークと思って時間が過ぎるまでやり過ごしましょう。
トンネルの先から僅かな光がもう漏れてるのが見えませんか?
未来は今より暗くない
子供の視野は狭すぎる
少しぐらいの時間は無駄にしてもいい