コロナ臨時休校も終わり学校が再開されました。
緊急事態宣言中は全くなかった学生の自殺ですが、早速休校明けに中高生が自殺するニュースが飛び込みました。
長い休みの後、学校に行くのがツライと思う学生はいっぱいいると思います。
でも、だからって、死ぬってよっぽどです。
死ぬくらいなら「学校には死ぬほど行きたくないんだ!!」って泣いて訴えれば親だってそれでも行けとはさすがに言わないと思うけどね‥。
どうして学校に通うのはこんなにもキツイのか。
徹底的に考えてみたいと思います。
学校がつらくてきつい理由~小中高一律
朝が早すぎる!
ただでさえ嫌なのに朝起きてすぐに家を出て、8時半までには登校しなければならなくて、それを過ぎると「遅刻」という烙印を押されて、弱い者いじめをしている人間よりも悪いという評価を下されてしまうという理不尽。
中学からは大学みたいな単位制にするべきだと思います。
夜まで開校して午前と午後の授業を選べてもいいと思います。
生徒も分散できるし、教師なんて生徒の数に比して実際余りまくってるし。
教室クラスでの人間関係が全てになる
ランダムに詰め込まれた同い年の子供たちが、一年間同じ顔ぶれで毎日過ごすということは、そこでの力関係が全てになるわけで、クラスでうまく溶け込めなかった者はまさしく地獄なわけですよ!
嫌な奴と同じ班になった日には毎日ストレスで気が狂ってもおかしくないのです。
子供が抱えるストレスを軽視しがちだし、そもそも想像すらしてませんよね、大人って。
休み時間ぼっちだと居場所がない
いつもつるめる友人を確保しておかないと学校生活はとても厳しいです。
5分休みは次の授業の準備をする時間ですが、自分の席から動かずに座っている事は死を意味します。
誰かと無駄話をして笑い合わなければいけないのです!
堪らずトイレに行きたくなくても行く振りをしてでも席を立った方が無難です。
でも廊下もトイレも混雑しているので誰とも関わりたくない者にとって校内に安息の地はありません。
中休みと昼休みもあるので、友達を作らないと生きていけないです。
学校は勉強をする所というよりも、友達を作る場という意味合いが強いのです。
ぼっちでいるという事は反社会的行為とみなされてるようなものなのです。
だから教師も生徒もぼっちを許さないのです。
陽キャが正義で陰キャは悪という非常識
とにかく明るくて活発で元気でおちゃらけてて声のでかい子が最強です。
暗くて静かでおとなしくて真面目で運動能力が低いと見下されます。
明るいは正義でネクラは悪という80年代のノリは現代も健在というわけです。
陽キャであれば友人に囲まれて異性からもモテますが、陰キャで得する事はひとつもありません。
なので学生は自分を偽ってでも陽キャになろうと努めるべきなのです。
バカでうるさい奴が幅を利かす歪な不条理
社会に出てからもそうですが、世渡り上手で政治力の長けた嫌な奴がのし上がる構造です。
その為にはサル山の思考回路であることが一番適応できるわけで、少しでも道徳的な物の考えや弱者をいたわる優しさを持ち合わせていては、権力からは遠ざかります。
結果優しい人の声は軽んじられ、バカでうるさい奴が牛耳る社会が形成されるのです。
そりゃこんな世界では死にたくなるというものですね。
教師はことなかれ主義のサラリーマン
学校の先生は大人だけど頼れる器量がある教師はほとんどいません。
何故なら彼等は所詮はサラリーマンなので、仕事で子供に勉強を教えてるだけなので、それ以上の問題は基本的に対処できるキャパは持ち合わせてはいないからです。
先生だって学校という職場を離れたらプライベートは自由なはずです。
先生だからってプライベートも先生らしくあれなんて求めては可哀想です。
でもせめて校内にいる時はビシッと生徒をまとめてほしいものですが、教員免許を取得する際にそのような能力まで審査されるわけではないので期待するだけ無駄なのです。
友達のいない者にとって学校は地獄!
社交性がないと生きれないのは大人の社会も同じ!
優しい子が損をして悪い奴が得をする!それが世の中だ!