中学生(一年生)になると子供のスマホ所有率は約7割だそうです。
小学生にはまだ早いと思っていても、中学生になったら必須のアイテムなのです。
それぞれ家庭の事情はあるにせよ、中学生になれば過半数の子供はスマホを個人で持ち、好きなようにSNSでやりとりするのが現状のようです。
我々大人は時代の流れを受け入れて、いかに子供のスマホトラブルを最小限に抑えるかが肝となります。
でもとりあえずは入学祝にスマホを与えてあげるしかないようです。
スマホがないと友達と遊ぶ約束が出来ない
親世代が子供の頃は学校の連絡網でクラスメートの自宅の電話番号が全員公開されていましたが、現代では個人情報保護の観点から基本的に級友の電話番号は非公開な為、何か言いたい事があってもその都度学校を経由しなければなりません。
親しいママ友同士では繋がっていても、そうでなければ子供の友達に遊びの約束や時間変更など急に伝えたい事があっても伝える術がありません。
なので中学生どころか小学生でもスマホでなくともキッズ携帯くらいは持ち合わせていないと休みの日に友達と遊ぶことも難しいというのが実情だったりします。
なので中学生にもなればもうスマホでLINEは必須でして、このツールなくして友人同士で繋がる事は出来ないといって過言ではないのです。
スマホを与えたら子供が積極的に外へ出て遊ぶようになった!
そうゆうわけでして、うちもスマホを子供に渡してみたところ、早速LINEでやりとりをしてました。
てゆーか基本LINEしかしません。
電話もLINE電話を使うので、互いの電話番号なんかは知らないそうです。
LINE電話も急用以外では滅多にしなくて、とにかくずっとLINEでポチポチやりながらニヤニヤしてます。
これまでは家では学校の友人とは完全に切り離されていましたが、スマホLINEをするようになってからは家に居ながらにして友人とリアタイでやりとりできるので、休日の昼間なんかだと今から遊びに行こうとかお誘いが来たりするようになるのです。
学校が早く終わった日なんかも遊びに誘われて出掛けたりするようになりました。
つまりスマホを持ってLINEをするようになって、アクティブに外へ出て友達と遊ぶようになったのです。
いままでは家で隔離していたような暮らしでしたので、結果的にはとても良かったように思いました。
スマホがないとコミュニティから疎外されてるのと同じ
LINEでは個人間のやりとりとグループでの複数人での会話とありますが、どちらもスタンプを多用してくだらないやりとりをしてるだけのように見受けられますが、楽しそうではあります。
ただ発言が高圧的な子や攻撃的になる時もよくあるようで、その辺は親としてはモヤモヤしてしまうところではありますが、子供もLINEを覗かれるのを嫌がりますしプライバシーに口をはさむのも野暮なので、そこは子供に任せて見守るしかありません。
それよりもスマホがないともう友人間のコミュニティから疎外されてしまうのが窺えるほどです。
昔で言えばファミコンがないと話にならないみたいな感じでしょうか。
一度でも友人間でLINEで繋がってしまうと、もうスマホがなかった頃には戻れない気がします。
LINE依存は深刻だがそれでも中学生にスマホは必需品
四六時中常にスマホを傍らに置いて離さないという状況だとスマホ依存症を心配してしまいますが、相手も食事や入浴その他の生活がありますので会話はいずれ途絶えるものです。
子供もスマホを充電で手離したらその後は案外意識から外れるもので、LINE通知をオフにしてればそこまでスマホに執着しないっぽいです。
だから通知音は絶対に鳴らないようにしておくべきでしょう。
あとやはり外出時にスマホを持たせるかどうかも慎重であるべきと思います。
今のところうちでは遊びに出掛ける時はスマホを持ち出さないルールにしています。
落としたり失くしたりする不安がまだ拭えませんからね。
でも中学生にスマホはもはや必需品であるとは思います。
最初はお試しで親と共有だったり、親の物を貸し与えるでもいいと思います。
ルールも細かく設けて、信用して丸投げはダメだと思います。
少しずつ子供の世界が広がっていって自立していく過程がまさにスマホデビューというわけです。
ドキドキヒヤヒヤの親心も当然ではありますが、これも思春期育児編突入の幕開けと思って子供の成長過程を見守っていきましょう。
中学生になったらスマホを与えてあげるしかない
LINEでのやりとりはこっそり覗いてチェックしちゃえ
LINE動画や通話はWi-Fi環境下である事を念押ししよう