90年代回顧録

YUKIを嫌いになる魔法~ジュディマリ~ソロ時代の変化

YUKIを嫌いな女性にいままで出会ったことがありません。

でも同時にYUKIが大好きだという男性にも出会ったことがありません。

おそらく同性支持が最も多い女性歌手なのではないでしょうか。

YUKIが好き⇒大嫌いへ(バンド時代編)

僕ですか?

複雑なんですよ。

ルックスは超タイプでした(初期のオレンジサンシャインの頃)。

でもラジオ(ANN)聴いたら一気に興醒めしてしまいました。

当時まだ童貞だった僕は彼女のドギツイ下ネタについていくキャパは持ち合わせていなかったようで、あんな可愛いコがこんな事言うなんて・・!って泣きそうな程のショックを受け、最後までラジオを聴けませんでした(その後も二度と聴こうとは思わなかった程)。

その後ジュディマリは売れまくり、YUKIのルックスは派手になる一方で、本人がロリータアイドルに観られる事を明らかに拒んでいるっぽい変身の仕方で、だからラジオでもアイドル視するファンの夢を壊すような発言をして、キモヲタ排除の方針を固めたのか!と納得もしました。

あともうひとつ嫌だなと思ったのは「こんなことおおっぴらに言えちゃう私って赤裸々で正直でしょ?」的な戦略が透けて見えたからですかね。

「お前の下ネタ全然センスねーよ、ビッチ」って思うくらい全く笑えない下品なノリでしたから。

でもあのルックスだしモテたんだろうな、やりまくりだったんだろうな、とは思いました。

そしてそれはYUKIをアイドル視していたキモヲタにとっては辛い現実だったのです!!

が、それでも最後まで応援していたキモヲタがファイナルライブでたくさん確認できますね、彼等にはプライドがないんでしょう、YUKIにとっては最良の下僕と言えるでしょう。

YUKIのソロ時代のキャラ変更に戸惑う

で、ソロになってから年を重ねて(結婚して)落ち着いたのか、途端に自身の武器であるロリータ路線に回帰するんですよね、この人。

ほどよくエロスも加えて、本来男性のファンが求めるようなビジュアルになって、姑息に落ちた売り上げを伸ばそうとするわけですが、やはり紅一点でバンドのボーカルを務めていたYUKIをカッコイイと崇めていた女性ファンは離れていくわけで、当然バンド時代の成果は挙げられないわけですよ。

でも蔦谷氏を作曲家として招へいしてからはソロとしての方向性を見出せたかと思った矢先に彼女自身に最大の不幸が訪れて、それ以来全くテレビに出演することがなくなり、ライブでは慎ましやかに悲しみを乗り越えた大人の女性として逞しく歌う姿に、ようやく表面ではなく内面からの強さを獲得した本来のYUKIを観れたような気になり、彼女の過去の若気の至りは全て許してあげようと思うのでした。

5YEARSの頃の柔らかい感じはすごく良いです。

アルバム「WAVE」は名盤だと思います。

YUKIを嫌いになる魔法

ジュディマリ初期の頃のⅤを観ると「恩ちゃん好きだったんだろうなぁ、YUKIのこと」って思えてせつなくなってきます。

あーゆー男好きする可愛い女ってホンット性格悪いんだよなぁって思って無理やり嫌いになるしかないんですよ、永遠に手の届かないキモヲタからすると。

YUKIをずっと好きだって言う男がいたら実際気持ち悪いですから。

嫌いになるのが健全なんです、以上。

YUKIがアンチに嫌われる理由

やはり性格の悪さというかあざとさが垣間見れてしまうところにあると思います。

もう随分と表舞台(テレビ)からは姿を消しているので、さすがに粘着してるアンチの方がどうかしてますし、その数も随分と減ったことと思いますが、それでもYUKIが新譜を発表する度に思い出したかのようにアンチが沸くのに対し、ファンはだいぶ減少して固定化されてる印象を受けます。

ジュディマリ復活はあるか

さすがに落ち目も過ぎているのでバンド復活のタイミングも逃した感もあるものの、メンバーが生きてる限りジュディマリの復活はありえなくはないかと思います。

レベッカみたいな復活の仕方を模索しているのかもしれませんw

男子メンバーが待ちわびてる分、あとはYUKIの気持ちひとつだとは思うので、今回でソロの限界を感じた暁にはきっとバンド回帰への打診があるかもしれません。

期待しましょう。

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