90年代回顧録

ミスチルの新譜はどう?もうMr.Childrenはいいや

日本で最も売れたバンド「Mr.Children」通称「ミスチル」。

最初このバンド名を見た時、絶対売れないダサいバンド名だな!と思いました。

そして「Cross Road」を演奏し唄うバンドのビジュアルを初めて見た時も、貧乏くさそうで華がないし翌年には消えてるんだろうなぁと思いました。

しかしその半年後には大ブレイクを果たし、想定外のビッグバンドへと昇りつめたのです。

彼等のサクセスストーリーは言わずもがなであり、軌跡を語るファンもたくさんいるでしょうから、あえてここでは語りません。

メンバー全員が50歳を越えた現在のミスチルを検証してみたいと思います。

Mr.Children/SOUNDTRACKSリリース

20枚目のオリジナルアルバムを2020年の末に発表。

このタイトルだと非公式のインストなのかな?と不安に思う人もいるはずだが、ミスチルくらいの規模のバンドになると、そんな心配も不要なのである。

2年前にリリースした前作「重力と呼吸」同様、今回も収録曲数は10曲。

うちタイアップは6曲で、原点回帰したようなミスチルらしいタイトルが並ぶ。

すっかり小林武史を要さないサウンドメイクを確立したようだが、物足りなく感じてしまうのもそのためか?

そもそも昔ながらのリスナーからすると、やはりコンパクトな全10曲45分というのでは満腹感は得られないし、単純に損した気持ちになってしまうというもの。

しかしミスチル側からすれば、どうせこの時代もう昔みたいには売れないのだから、縮小化するのも致し方ないわけで、わざわざボリューミーにする旨味もないのであるから仕方がないか。

ミスチルの新曲は過去の焼き直しの繰り返しです

良く言えば安定、悪く言えば過去の焼き直し。

今回は特に真新しさのない、らしいと言えばらしい、安定のミスチルであり、それ以上でも以下でもない。

プロモーション活動を行わなかった前作ではわりとサウンドは攻めていたっぽいので、今作はまた軌道修正というか本来の求められる位置に立ち返ったのでしょう。

ミスチルはこれでいいと思うのです。

ミスチルに限らずですが、どのアーティストでも、アルバムを6枚も出せばその人のカラーは出尽くすわけで、あとは焼き直しの繰り返しとなるものです。

ひとりの人間から生まれてくるメロディは有限なので、当然と言えば当然です。

「あの人の書く曲は全部同じに聴こえる」というのは、その人の持つカラーが確立されたということでもあるからです。

aikoなんてもうずぅ~っと同じじゃないですか

それに比べたらミスチルはまだ冒険してる方で、振れ幅がある方だと思います。

ミスチルの魅力は桜井和寿氏の尖った詩だったりもするわけですが、さすがにもう50歳にもなると特に歌うこともなくなるよなという印象を持ちます。

本人は大人のラブソングだと申しておりますが、さすがにそれもキツイっす。

桜井の才能は枯れたけどボーカルは進化し続ける

人々の生活のBGMであれたらという想いで「SOUNDTRACKS」と名付けたそうなのですが、言い換えれば無味無臭な音楽であると認めてるようなものである。

「Mr.Childrenは世の中に訴えたいことやメッセージを吐き出したいバンドではなくて、聴いてくれる人たちの人生のサウンドトラックになりたいという気持ちが強い」「歌の主人公はあくまでもリスナー」

引用元:wikipedeia参照

こうゆう優等生的なこと言うようになったらもう終わりです。

「マシンガンをぶっ放せ」とか「フェイク」とかメッセージソングも歌ってたやん!

ぬるいマス向けのポップソングとネガティブな感情を吐露するように歌い上げる鬱屈としたバラードや、吐き捨てるようなロックをバランスよく配分して自身の精神を保つかのような桜井氏の阿修羅の如き三面性が好きだったし、ミスチルが飽きられない理由はそこにあるのに、桜井氏は「適当にラブソングでも歌うのが一番角が立たずに喜ばれるんでしょ?」とでもようやく悟ったかのようで、なんだかガッカリです。

でもボーカルだけは進化を遂げているからびっくりです。

桜井氏は稀代のソングライターであるという趣が強く、あまりボーカリストとしてはそこまで評価されてない印象でしたが、彼の中では自分はボーカリストでもあるという自負はずっと持っていたというのがよくわかります。

因みに私が一番好きな声色を持つ声優の田村ゆかりさん(17歳)は「桜井さんの声が一番好き!」と公言してました。

確かに桜井氏の声は甘く力強く儚げで好き嫌いは分かれるものの魅力的だと思います。

桜井の声がもしエレカシの宮本みたいだったらここまで売れてないはずですからね。

ミスチルアルバムレビュー

REFLECTION

ここ10年間のミスチルを知るならこの一枚を聴けばOK。

ひとりカラオケで「未完」と「REM」を唄って(叫んで)喉を潰すのが好きでした。

blood orange

ミスチル史上ワーストのクソアルバムではないでしょうか。

バラードがつまんない。「常套句」は虫唾が走ります。

SENSE

「擬態」と「365日」は神曲だけれど、他は空気。

丁度10年前のこの辺から露出も減り惰性でやってる感じが。

SUPERMARKET FANTASY

ポップでキャッチーで「ワンダ」の次に好きなアルバム。

「エソラ」「少年」「水上バス」等シングルと遜色ない出来!

HOME

粒ぞろいの佳曲たちと壮大な「ポケットカスタネット」からの終盤の「通り雨~あんまり覚えてないや」の流れが素晴らしい!!

I ♥ U

やっぱ泣きバラード「CANDY」が胸を刺す。

桜井の自信作で、思ったほど売れなくて落ち込んだらしい。

シフクノオト

シングル「掌/くるみ」がPCに挿すとPVが見れる仕様で買ったなぁ。

「花言葉」と「空風の帰り道」が良かったです。

IT’S A WONDERFULL WORLD

ミスチルの中で一番好きなアルバムです。

ポップでありながらメッセージ色もちゃんとあってこれぞミスチルってな感じ。

ボリュームあるのに捨て曲ナシという神盤。

Q

泣きバラード「つよがり」とシングル「NOT FOUND」が珠玉の出来。

こちらも桜井の自信作にしてあゆに負けて2位で、しかもミリオンにも届かず。

DISCOVERY

「光の挿す方へ」と「Simple」が好きすぎる!

骨太なロック魂と柔らかな普遍性を調和した桜井の真骨頂がさく裂。

ミスチルはオワコンなの?

とっくにオワコンです。

でも一生ミスチルを聴き続けるというコアなファンが少なく見積もっても10万人いるというのもモンスターバンドの強味でもあり、今後ミスチルを越える人気バンドは日本では出現不可能とも数字上断言できます。

桜井和寿という男

たいしたスキャンダルもなくひょうひょうと世間の荒波をかいくぐる桜井和寿という普通の兄ちゃんの仮面を被った天才は、富も名誉も手に入れた傍から見ればこの上なく羨ましい大成功者なわけだが、きっと彼にしか解らない苦悩もあるのだろうし、それがあるからこそアーティストとしての創作活動を続けてこられたのだろうし、もはや異次元の渦中に生きるカリスマなのだが、決して遠くの存在と思わせない庶民的な外見と振る舞いによってファンと同じ目線で歌を歌ってるかのようにみせるのだから、彼はとんだトリックスターだ。

芸能界にはいろんなスターがいるけれど、個人的には彼の人生が一番羨ましいかな。

02年に小脳梗塞を患った桜井氏だが、その後再発することもなく、精力的に音楽活動を続けてこれたという強運も含めて、とことんタフな人であるというイメージです。

でももうお腹いっぱいです。

だから10曲45分なのか。納得した。

B'zが嫌い日本で一番CDを売り上げた歌手・グループはB'zです。 2位がAKB48ですが、AKBの人気&売り上げも落ちてきているので、どうや...