ガールズロックバンド「赤い公園」のギタリスト・津野米咲さん(享年29)が自殺した。
三浦春馬さん、竹内結子さんと立て続けに芸能人の自殺の連鎖が続いている。
社会的に追い詰められて金銭的にも困窮して身体的な欠損を負ったのならまだ理解できる。
しかし彼女らは明らかな社会的強者であり、誰もが憧れる成功した勝ち組である。
なのに何故自殺なんてするのか。
全くわけがわからないというものです。
人は何故自殺をするのか
普通は何かで躓いてうまくいかなくなってどうしようもないと思い込んで絶望感から自殺を試みるものですが、それでもほとんどの場合は外野から見れば、なにも死ななくても逃げて休めばいいだけなのに‥と思うものです。
きっと自殺を決行した人のほぼ98%の方々はあの世で後悔しているはずです。
どう考えてもその後の未来が死ぬほど苦痛な地獄の日々が延々続くはずがないですし、冷静に考えたらその時ちょっと精神が病み患っていただけなのですから。
自殺の代償はあまりに大きすぎます。
死んだ本人にとってはもう意識の外の話かもしれませんが、その後にいくらでも描けた明るい未来を全て放棄して無の世界へ旅立つというのは割に合いません。
老い先短い老人が闘病生活から解放されたいと願うのとでは訳が違いすぎます。
金持ちや成功者でも自殺をする理由とは
借金で首が回らなくなった人や将来に明るい展望が見られない人が自殺を選ぶというのはまだわからなくもないのですが、社会的に成功を収めた金持ちでも自殺をしてしまうという現実に直面すると、我々は理解の範疇を越えているため、軽いパニックを引き起こします。
夢を叶えても、富を獲得しても、それでも気分ひとつで人はあっさりと闇へと引きずり込まれていくものなのか、と。
もしかしたら何かをやりきって満足してしまった人こそ魔が差すのかもしれません。
「もうこれでいいや、充分だ。出来ることはやり尽くしたし、やりきった」
自己完結的に人生の幕引きを自分で決めたくて、前向きなつもりで旅立つ意識なのかもしれません(知らんけど)。
だからこうゆう人たちは特に遺書も残さないのかもしれません。
この世に未練も恨みごとも特にないからです。
昨日まで元気だった人が突然自殺する事象
人が自殺をすると、周囲の人間は何故気付けなかったのかと自分らを責めます。
しかし一緒に住んでる家族ですらそれに気付くのは無理なのです。
自殺する人間には二種類居て、普段から暗く落ち込んでいて「死にたい」と口にしてるタイプの人というのは、いつ死ぬかわからないけれど、いつかホントに自殺したりします。
もう一種は全然そんな素振りを微塵も見せる事のない元気で明るい社交的な人だったりしますが、この場合誰も気付けるはずがありません。
こうゆう人は気遣いに長けており、外面が良く、誰にも嫌われたくないと思うばかりに無理をして八方美人を貫くことでストレスを知らず知らずのうちに溜めていきます。
多くの人に囲まれて一見人気者なのに、本人は孤独の中に居るのです。
当然誰にも自分の闇を打ち明けることなどできませんし、見せたくもないので隠します。
でも最終的に疲れてしまって誰にも胸の内を吐露せずに独りで逝ってしまうのです。
自殺してはいけない理由
周囲の人が悲しむから‥なんて言うつもりは更々ありません。
基本的には死にたかったら死ねばいいとさえ思います。
ただ、その条件に適う人というのは前述の高齢闘病老人くらいのもので、ほとんどの人は自殺するに値しない理由で自殺してしまっているので、それは不幸でしかないですよ、と。
それこそ借金苦やらカネを理由に死ぬのはバカげています。
そんなもの真面目に全額返さなくても自己破産などなんとでもなるようにできています。
返済する誠意さえ見せていれば、死ぬまでに全額返せなくたってお咎め無しです。
会社や学校が死ぬほど辛ければ辞めればいいだけですし、家族が嫌なら独りでモロッコにでも行ってくればよいでしょう。
究極的には誰もあなたの自由を阻害する権利はないですし、ここは北朝鮮ではないので一人一人は基本的には自由のはずです。
何かに縛られてると思うのは自分が創り出した錯覚です。
死ななければ自由になれないなんてそんなバカなことはありません。
自殺は自分を殺すという殺人行為です。
殺人が認められるはずがありません。
それだけはやっちゃダメなのです。
覚〇剤をヤルより罪なことなのです。
もう一人のあなたは「生きたい」と思っているはずなのに。
自殺なんて選ぶ奴は死刑です。
‥と言いつつ無期懲役で保護されてるうちに、きっと正気を取り戻すはずなのです。
だから勝手に自分を殺しちゃダメなのです。
あなたの命は生まれた時点であなただけのものではないのですから、家族から了承のサイン(ハンコ)を得るまで勝手に自殺をしてはいけません。
わかりましたね?